日本医薬品登録販売者協会(日登協)は、4月12日に都内で開催された定例合同記者会で2023年度の活動報告を行った。日登協会長の樋口俊一氏(ファーマライズ顧問)は、本年度より2025年の薬機法改正法案の作成を見据えた情報の収集および医薬品登録販売者の地位確立のための活動を進める方針を語った。また、本年度は日登協の役員改選期にもあたり、新しい時代に対応した医薬品登録販売者の組織を目指すとした。
日登協は2024年6月開催予定に定期社員総会を開催するにあたり、以下の方針を掲げている。
医薬品販売制度を取り巻く環境は、現行制度始まって以来の大きな転換期を迎えている。
日本医薬品登録販売者協会(日登協)の2023年度事業は、医薬品登録販売者(登販)を取り巻く環境の動きと状況を把握、調査し、登販のさらなる資質向上と、地位保全、職域拡大、職能向上に向け政策提言などを行ってきた。
2024年の大きな動きとしては、2025年春に国会提出予定の薬機法改正法案の作成に向け、本年中に厚生科学審議会・医薬品医療機器制度部会での意見が取りまとめられる、との情報が入っている。
日登協では、これらの動きの把握等はもとより、登販のため、関係制度の見直しを含めた提言や資格者としての評価・地位の確率のための活動を推し進めていく予定である。
なお、2024年度は日登協の役員改選期であり、新しい時代に対応した組織づくりも併せて進めていく。
日登協のウェルビーイング研究会は、4月26日(金)18:30より第12回ミートアップをWEB会議(Zoom)を用いて開催する。
ウェルビーイング研究会は、登販がウェルビーイングの担い手として、社会に認められるように研究、実践、創造する研究会。
申し込みは日登協HPにて受け付けている。
日登協の薬事研究グループの第19回~第21回の報告会が以下の日程で開催される。
第19回 2024年4月19日(金)18:30~
第20回 2024年4月25日(木)18:30~
第21回 2024年5月2日(木)18:30~
薬事研究グループはセルフメディケーション推進に関わる情報および登販に関わる薬事・健康関連制度の最新情報を提供している。
申し込みは日登協HPにて受け付けている。