2026年9月4日
ローソンが、生成AIの発案を起点に開発したスイーツ、ベーカリー、サラダの3商品を9月29日から関東・甲信越地区で発売する。生成AIを活用した商品の本格発売は同社初で、4月には一部地域で実験販売を行っていた。
商品は「レモンタルト(ピクルス風味)」(税込270円)、「酒種あんバターヨーグルトパン」(同181円)、「混ぜて食べる 和風パフェサラダ(ビーフン入り)」(同475円)。「今までにない組み合わせや味」「商品や商品名を見た瞬間に『なんだこりゃ?』と思われる」「食べてみたらおいしい」といったテーマで生成AIからアイデアを引き出した。
特徴的なのは、既存の発想や市場動向にとらわれない案を得るため、アイデア創出段階では過去の販売実績や市場データを使用しなかった点である。生成AIの提案をそのまま商品化せず、開発担当者が試作と検証を重ね、味や見た目を調整した。今後は今回の商品販売動向や顧客の反応を踏まえ、販売実績や市場データも活用しながらAIによる商品開発を広げる方針。小売のAI活用が需要予測や業務効率化だけでなく、商品企画そのものへ入り始めた事例として注目される。