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ローソンが車中泊サービスを拡大

ローソンが7月6日、店舗駐車場を活用した車中泊施設「RVパーク」の実証実験を拡大すると発表した。グローリー、日本RV協会と連携し、7月17日から埼玉県、静岡県、愛知県にも導入する。千葉県内での実証店舗を含め、計27店舗で展開する。

同社は2025年7月から、千葉県内7店舗で店舗駐車場を活用したRVパークの実証実験を開始した。24時間営業店舗の利便性や従業員が常駐する安心感を提供しながら、店舗駐車場の有効活用につなげる取り組みとして進めてきた。お盆、年末、ゴールデンウイーク期間には、7店舗平均で稼働率が9割を超えたという。

今回、新たに埼玉県、静岡県、愛知県の店舗を追加する。対象店舗は、キャンピングカー利用者が多い大都市圏から1〜2泊の旅行先として選ばれる観光地周辺を中心に選定した。展開エリアは、埼玉県が秩父市、川越市、飯能市、狭山市、静岡県が三島市、伊豆市、駿東郡、焼津市、御前崎市、浜松市、湖西市、愛知県が岡崎市、日進市、犬山市など。千葉県では君津市、袖ケ浦市、市原市、成田市、館山市、鴨川市、南房総市などで展開する。

利用者アンケートでは、利用者の約8割が50代以上だった。利用者からは「食材の買い物ができる」「24時間営業の店舗があり安心できる」「利用料金が手頃である」といった点が評価され、対象エリアを拡大した場合の利用意向については99%が「利用したい」と回答した。

サービスは、1予約につき車両2台分の駐車スペースを使い、1店舗当たり1日1台まで受け入れる。利用料金は1回1区画につき2500〜3000円。予約は専用サイトで受け付け、支払いはクレジットカードのみ。今回の拡大に合わせ、チェックイン時間は従来の18〜21時から15〜22時に広げ、チェックアウト時間も9時から10時に延ばす。

ローソンは今後、東京都、神奈川県、三重県、岐阜県などへのエリア拡大も検討し、2026年度内に約70店舗規模での展開を目指す。小売店舗が持つ駐車場を、買い物だけでなく滞在・観光需要の受け皿として活用する動きといえる。