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医療の世界へLet’s Go!!!現役薬学生・チルロッチの「とある薬学生の日常」①

第1回:自己紹介「過去編」

~苦難を乗り越えたその先に~



薬学生を目指した原点


初めまして!私は、現在とある大学の薬学部に通っている6年生です。来年度からは慢性期の病院に就職することが決まっており、今回縁あって当サイトで連載記事を書くことになりました。国家試験が来年の2月に行われますが、可能な限り月1回の投稿を行えればと考えています。


――皆さんの友人には薬剤師は何人いますか?現在、日本における薬剤師の数は30万人を超えており、その人数は年々増加しています。もちろん、私自身の周りにもその卵がたくさんいて、今(2022年10月現在)も国家試験合格に向けて日々勉強注力しています。その一人一人には、薬剤師を目指すきっかけとなったストーリーがあり、「小さい頃から薬剤師にあこがれている」「薬剤師の資格が取れれば収入が安定するから」など、その種類も多種多様です。そこで今回は、私自身がなぜ薬学部、そして薬剤師を目指すようになったかについて、人生を振り返りながら紹介できればと思います!

私が生まれたのは大阪府で、父の転勤の都合で3歳から埼玉県に住んでいます。幼少期の頃はかなりの引っ込み思案で、初対面の人とはまともに話も出来ませんでした。さすがに今はマシになりましたが(笑)。また、活発な兄の影響でサッカーを中2まで行っていました。なぜ中2?なのかというと、一言でいえば不登校になったからです。勉強・サッカーを自分のキャパが超えるほど行ったため、その反動で無気力な状態となり、そのまま中学校の卒業を迎えました。今考えれば、この経験があったから薬剤師を目指すこととなるため、結果的には良かったのかな?と思います。当時の両親からしたら、不登校が1年以上も続いていたら呆れられると思いますが(笑)。

なんだかんだ地元の公立高校に入学し、心機一転してバドミントン部に入部しました。偏差値が高いような進学校ではなかったため、自分のペースで過ごすことができ、学校には遊びに行くような感覚でとても楽しかった日々でした。しかし、それ以上に高校生活でネックとなったのは、「今後の人生を社会人としてどう生きるか?」ということを考えてしまったことです。この高校では、就職が全校生徒の3/1から半数程度を占めており、進学するにしても指定校推薦の限られた私立大しかありませんでした。つい最近まで不登校だった人間が、就職する決心がつくはずもなく、とても危機感を感じました。そして高2の夏、私は薬学部を目指すことを決心しました。

目指すきっかけとなったのは、ちょっとした興味でした。この頃、脱法ドラッグ(現在の危険ドラッグ)がニュースで度々報道されており、「こんな小さい薬の粒が、なぜこんなにも体に影響を与えるのだろう?」と考えました。もちろんその頃の私には、そんなことを解決できる知識もなく、ただただ気になっていました(悪い意味ではないですよ、、、)。 こういった経緯があり、大学選びの際にも薬学部に注目するようになり、「だったら目指しちゃえ!」という感じで考えがまとまっていきました。もっとも、薬学部に入るための勉強はおろか、中学校の勉強すらも抜けている私が、薬学部に入学するまではとても大変でした。部活をしながら、塾で永遠に勉強、、、この生活を1年半近く続けられたのは、それだけ未来を切り開くのに必死だったんだと実感しています。今の私だったら、もう二度とこの経験はしたくないです(笑)。 ただ、このような苦しい経験を高校生のうちに出来たことは、今の私を形成したことにも繋がりましたし、なによりこの環境を用意してくれた両親に感謝しています。

今の私を形成してくれた日常


無事に大学に通い始めた私を待っていたのは、薬学部の膨大な勉強でした。6年生の薬学部では、基本的に1~4年生で座学を詰め込むのがほとんどです。最初は慣れるのに少し苦戦しましたが、定期テストの対策さえしっかり行えば、大学受験ほどのストレスはありませんでした。おかげでアルバイトや自分の趣味に、多くの時間を費やすことが出来ました。また、5年時には地元の薬局・病院で実習を行い、慢性期の病院薬剤師を目指すことにも繋がっていきました。(この話はまた今度!)

長くなりましたが、ここまでが私の人生のストーリーでした。良くいえば、ドラマのような内容なのでしょうか(笑) こういった様々な過程を経て、薬剤師になった友人がもしかしたらいるかもしれないので、興味が湧いたら聞いてみると良いかもしれません! 変人がわりと多いのが、薬学部の特徴?でもあるので、面白い人生を歩んできた人もきっといると思います!

来月は「病院で働く薬剤師の形」について、お話できればと思います。最後までお付き合い頂き、ありがとうございました。

ペンネーム・チルロッチ

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