2026年9月3日

ユカイ工学株式会社(本社・東京都新宿区)が9月4日、熱い食べ物や飲み物を冷ます小型ロボット「猫舌ふーふー」の販売を、マタニティ&ベビー・キッズ用品専門店「アカチャンホンポ」全国15店舗で開始した。

「猫舌ふーふー」は、カップや食器にセットすると小型ファンが風を送り、熱い食べ物や飲み物を冷ます商品。開発者自身が赤ちゃんの離乳食を冷ます際の負担に着目したことが開発のきっかけとなった。3分間の使用で約18℃の冷却効果があるとしている。

注目されるのは、育児中に発生する「食事を冷ます」という日常の小さな不便をロボットで解決しようとしている点だ。
こうした生活課題起点の商品開発は、育児だけでなく、介護や在宅ケアなどへの応用も考えられる。食事を冷ます、運ぶ、見守るといった日常動作を支援する機器が増えれば、介護者や家族の負担軽減にもつながる可能性がある。
今回、ベビー用品専門店での販売が始まったことで、生活者との接点も広がる。今後、家電・ロボットメーカーとドラッグストアや薬局など、健康・介護・育児の接点を持つ小売業との連携が進めば、「治療」や「健康管理」だけでは捉えきれない生活上の困りごとを支援する商品カテゴリーが広がる可能性がある。