株式会社CAPCO AGENCY(本社・愛知県名古屋市)は、電通、日鉄興和不動産、電通マクロミルインサイトなどと推進する業界横断型スマートホームプロジェクト「HAUS UPDATA(ハウス・アップデータ)」の第3弾実証事業に参画する。2026年8月から12月まで、愛犬と暮らす世帯を対象に、IoT機器から得られる生活行動データを活用し、飼い主と愛犬双方の健やかで快適な暮らしを支える生活サポートの可能性を検証する。

「HAUS UPDATA」は、住宅、家電、消費財、ヘルスケアなど複数業界の生活行動データを統合・分析し、生活者一人ひとりに合わせた生活サポートや商品・サービス開発を目指すプロジェクト。第2弾では生成AIを活用したチャットボットによる個別支援などを検証しており、第3弾ではペットとの共生にも対象を広げる。
今回の実証では、愛犬の「食事」「運動」「環境管理・見守り」の3領域を対象とする。自動給餌機やスマート首輪、センサー、温湿度計などを活用し、給餌量・回数・時間、飲水、歩数、活動時間、休息時間、室内の温湿度などを可視化。留守番時間が長い世帯や肥満・運動不足が懸念されるケースを中心に、データに基づく気づきや行動変容を促す情報提供の有効性を検証する。

生活行動をデータとして可視化することで、飼い主自身が日々の生活の変化を「自分ごと」として捉えやすくし、愛犬の食事や運動、生活環境を見直すきっかけにつなげる。こうした日常的な行動変容を通じて、愛犬の健康維持や健康寿命の延伸への寄与も期待される。

さらに、実証前後の体重やBCS(Body Condition Score)、血糖・脂質代謝、栄養状態などの健康診断結果も確認。日々の食事・運動・住環境と愛犬の健康状態との関係を多角的に分析し、AIやIoTを活用した新たなペットヘルスケアの可能性を探る。