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薬樹が地域ケアプラザとメディカル・ウォーキング講座を開催

関東圏で保険薬局を展開する薬樹が、地域に向けた健康支援に注力している。住民はもとより医療・ 介護・福祉の専門職ともつながり、タッグを組んで活動している。コロナ禍においても地域の健康コミュティを支援するため、積極的に活動している同社理学療法士・管理栄養士の取組みを紹介する。

2022年11月29日に薬樹薬局市が尾が、ビオラ市ケ尾地域ケアプラザと共催でメディカル・ウォーキング講座を開催し、薬樹の理学療法士、管理栄養士が講師を務めた。同社は「健康ナビゲーターとして、地域の皆さまの健康をサポートする」ことを理念としており、その一環として各薬局で様々な健康啓発イベントを開催している。メディカル・ウォーキングはその1つ。

「医学と栄養学の知見に基づいた健康増進法」で「歩くと元気になる=有酸素運動によって身体が元気になる、筋力がアップすると筋力が衰えにくくなり元気な身体が保たれる」ことにより、自立した生活を送ることができる。早歩きは筋力アップの効果がある。

当日は 70~80 代の9 名が参加した。講座は座学からスタート。理学療法士がチェックリストを活用して、参加者ご自身の運動面と食事面の現状を認識した。食事面については、管理栄養士がタンパク質の摂取量と食べるタイミング等について、生活に取り入れやすいようにポイントを絞って話をした。座学の後、メディカル・ウォーキングを2つのグループに分けて体験し、参加者同士で歩き方をチェックし合った。

参加者からは「わかりやすい講座でした。声も聞きやすかったです」「体験を取り入れていただいたのでよく理解できました。 ウォーキングを実践して自分の歩き方がよくわかり、勉強になりました」などの感想が出た。

理学療法士は「より多くの方にいつまでも自分の足で歩くことを実現していただくために、食事と運動の両方を大切にしていただきつつ、メディカル・ウォーキングを継続する機会と場をつくっていきたい」と今後の抱負を話した。