2026年10月9日
経済産業省が9月30日に公表した「商業動態統計速報」2026年8月分によると、ドラッグストアの販売額は8,344億円となり、前年同月比3.1%増加した。店舗数は前年同月比3.1%増の2万810店だった。経産省の商業動態統計は、全国のドラッグストアの商品販売額を商品カテゴリー別に集計している。
商品別では、調剤医薬品が前年同月比9.1%増の870億円、食品が3.5%増の2,860億円となった。一方、OTC医薬品は3.4%減の845億円と前年を下回った。ビューティケア(化粧品・小物)は3.1%増、トイレタリーと家庭用品・日用消耗品・ペット用品はいずれも4.3%増となった。全体の販売額は引き続き拡大しているものの、調剤が高い伸びを示す一方でOTCが前年割れとなるなど、商品カテゴリーによって動きに差が出ている。ドラッグストア市場を見るうえでは、店舗数や総販売額だけでなく、売上構成の変化も継続して確認する必要がある。