ジャペルパートナーシップサービスが、一般社団法人全日本動物専門教育協会(SAE)と「ペット防災包括連携に関する覚書」を締結したと10月8日に発表した。店舗ネットワークとペット防災教育の知見を組み合わせ、平時の備えから災害時の物資供給までを支える体制づくりを進める。
連携内容は、ペット防災教育・啓発、自治体や地域コミュニティーとの連携、災害時に必要なペット関連物資の把握と供給体制の構築、防災関連商品の共同企画・開発・普及など。ジャペルパートナーシップサービスは店舗網を使った啓発や商品企画を担い、親会社のジャペルが持つ物流網と調達力を活用する。SAEは防災教育や関連資格の認定、自治体・関係団体との連携を支援する。
連携の実例として、令和8年熊本地震の被災地である熊本県氷川町への物資支援も紹介した。SAE側が現地の需要や受入体制、配送ルートを確認し、ジャペル側が飲料水を調達・配送。発案から2日間で現地向けの発送を完了したとしている。
ペット用品を扱う小売にとって、防災は関連商品をそろえるだけでなく、飼い主への情報提供と有事の供給方法を結び付けるテーマとなる。今回の連携は、専門団体の教育機能と卸・小売の調達、物流、店舗機能を組み合わせる仕組みとして参考になる。