ヘルスケア産業の「挑戦・人・企業」を伝える無料専門メディア「Hoitto! ヘルスケアビジネス」

ロボトラック、関西へ長距離実証を拡大

ロボトラックが10月8日、京都府のけいはんな学研都市に、自動運転トラックの長距離テスト走行に使う関西側の発着拠点を開設したと発表した。関東―中部間で進めてきた実証を関西まで広げ、2028年度中のレベル4自動運転トラックの社会実装を目指す。

新拠点では関東―関西間の走行データを収集・解析し、走行範囲が広がった場合のシステムの安定作動や、複雑な交通場面への対応を検証する。車両の発着やトレーラー交換についても、実運用上の課題を調べる予定だ。国土交通省の2026年度自動運転トラック実装支援事業に採択されたプロジェクトにも活用する。

同社は5月に神奈川―愛知間の高速道路本線上で260kmのハンズフリー走行を実施した。今回の発表は、その走行実証を広域化するもので、関東―関西間のレベル4商用輸送が始まったことを示すものではない。

メーカーや卸、小売にとって、幹線輸送の自動化は将来の輸送力を検討する材料となる。実用化に向けては走行性能だけでなく、発着拠点での作業やトレーラー交換を既存の物流運営にどう組み込むかが重要であり、今回の検証対象にもその論点が含まれている。