2026年9月5日
厚生労働省が26日の中央社会保険医療協議会総会で、OTC類似薬の保険給付見直しについて、技術的検討会の中間取りまとめを報告した。2027年3月の施行を想定する「一部保険外療養」では、OTC医薬品との代替性が特に高い医療用医薬品について、通常の一部負担金とは別に、対象薬剤の薬剤費の4分の1を「特別の料金」として患者に求める。対象は8月時点で77成分・1,042品目となっている。
こどもやがん・難病患者、低所得者、入院患者、長期使用が医療上必要な患者などについては、別途負担を求めないための配慮措置が検討されている。制度開始後は薬局で対象薬剤や患者ごとの負担の確認、説明など新たな実務が生じる。一方、ドラッグストアでは処方薬とOTCを価格や利便性から比較する場面が増える可能性があり、制度が受診行動やOTC購買にどのような変化をもたらすかが焦点となる。