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全薬工業、ジキニン2製品を9月投入

全薬工業が9月1日、総合かぜ薬「ジキニンファーストネオCZ」を新発売するとともに、従来の「ジキニンC」を「ジキニンC細粒」としてリニューアルする。いずれも指定第2類医薬品で、かぜシーズンに向けて症状への対応と服用性を強化する。




「ジキニンファーストネオCZ」は、全薬グループの調査で、かぜをひいて最も治りにくいと感じる症状の1位が「せき」だったことを踏まえて開発した。ジヒドロコデインリン酸塩、ノスカピン、dl-メチルエフェドリン塩酸塩、ナンテンジツ流エキス、カンゾウエキス粉末の5つのせきに効く有効成分を配合。錠剤に水分を浸透させやすくする「クイックリリース処方」を採用し、フィルムコーティング錠とPTP包装で服用・携帯のしやすさにも配慮した。希望小売価格は27錠が1,430円、45錠が2,310円。

「ジキニンC細粒」は、かぜの回復を助けるビタミンC500mgと、かぜの時に消耗されやすいビタミンB2 12mgを、一般用かぜ薬製造販売承認基準の最大量配合した。従来品と比べて1包分を20%減量しながら1回の有効成分量を維持し、ゆず風味へ変更して服用性を高めた。希望小売価格は10包が1,705円、22包が3,025円となる。

OTC医薬品のかぜ薬では、症状に応じた選択肢の分かりやすさに加え、剤形、味、携帯性など服用時の負担を減らす設計も商品選択を左右する。今回の2製品は「せき」への対応と服用性の改善をそれぞれ前面に出しており、秋冬のかぜ薬売り場では、生活者が違いを理解できる情報提供も重要になりそうだ。