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「男性の肌」で気になる部分、男女の違いとは?
【男女の「メンズスキンケア」の価値観の差に関する意識調査】

全薬工業株式会社が、20代後半〜30代の男性150名・女性165名の合計315名に、男女のメンズスキンケアの価値観の差に関する意識調査を実施しました。

出典元:「レアリ・ド・ジュレリッチ」オフィシャルサイト URL:https://www.geleerich.jp/reali/


市場サマリー



■男性のマナーとしてのスキンケアの最低限は、男女ともに「洗顔+保湿」が最多


Q1. 「男性の『マナーとしてのスキンケアの最低限』はどのくらいだと思いますか。」と質問したところ、男性は「洗顔+保湿」が37.3%、女性は「洗顔+保湿」が39.4%という回答となりました。(男性n=150 女性n=165)





Q2. 「Q1で回答した選択肢について、回答理由を教えてください。(自由回答)」と質問したところ、男性からは「顔色が悪い、ひげが青いなどはイメージが悪い」や「洗顔と保湿が最低限のケアだと思ったから」、女性からは「肌や唇くらいは保湿してほしい」や「お化粧をしない分、素肌をきれいに保つ必要があると感じるため」などの回答を得ました。(男性n=150 女性n=165)


<男性:自由回答・一部抜粋>
・洗顔のみ:清潔であればいいから。
・洗顔+保湿:洗顔と保湿が最低限のケアだと思ったから。
・洗顔+保湿:面倒だけど最低限はやらないと荒れる。
・洗顔+保湿+日焼け止め:洗顔で毛穴の汚れはきれいにして、保湿液と乳液で乾燥を防ぐ。肌荒れは見ための印象を悪くしてしまう。
・洗顔+保湿+日焼け止め+BBクリームや美容液など:顔色が悪い、ひげが青いなどはイメージが悪いから。


<女性:自由回答・一部抜粋>
・洗顔のみ:男性も手入れが必要。
・洗顔+保湿:肌や唇くらいは保湿してほしい。
・洗顔+保湿:お化粧をしない分、地肌をきれいに保つ必要があると感じるため。
・洗顔+保湿+日焼け止め:日焼け止めは塗らないと肌が傷みそう。
・洗顔+保湿+日焼け止め+BBクリームや美容液など:清潔感がある程度あるとそれだけでも人生変わると思います。しみや見た目が綺麗だとやはり好印象。



■理想のメンズスキンケアは男女ともに「洗顔+保湿」が最も多いが、「洗顔」や「日焼け止め」に対する意識に男女差が出る結果に



Q3. 「メンズスキンケアの『理想』はどのくらいだと思いますか。」と質問したところ、男性は「洗顔+保湿」が33.3%、「洗顔のみ」が15.3%、女性は「洗顔+保湿」が38.2%、「洗顔+保湿+日焼け止め」が26.1%という回答となりました。(男性n=150 女性n=165)






<男性:自由回答・一部抜粋>
・洗顔のみ:洗顔くらいはやったほうが良い。
・洗顔+保湿:男はそれで十分
・洗顔+保湿+日焼け止め:紫外線による肌へのダメージは多そうだから。
・洗顔+保湿+日焼け止め+BBクリームや美容液など:清潔感が出るから。
・洗顔+保湿+日焼け止め+BBクリームや美容液に加え、睡眠など普段から意識して生活している:常に自分の肌の健康を保つため。



<女性:自由回答・一部抜粋>
・洗顔+保湿:肌を大切にしてほしい。
・洗顔+保湿:清潔感があれば問題ない。
・洗顔+保湿+日焼け止め:日焼けは老化を加速させるから。
・洗顔+保湿+日焼け止め+BBクリームや美容液など:そこまでしないと肌は綺麗になれないし清潔感が出ない。
・洗顔+保湿+日焼け止め+BBクリームや美容液に加え、睡眠など普段から意識して生活している:
美意識は大事。



■メンズスキンケアとして使ってほしいもの、男女共に「化粧水」が最多



Q5. 「男性に、スキンケアとして具体的に使ってほしいものを、教えてください。(複数回答)」と質問したところ、男性は「化粧水」が52.7%、「洗顔料」が51.3%、「乳液」が37.3%、女性は「化粧水」が63.6%、「洗顔料」が55.2%、「乳液」が44.8%という回答に。(男性n=150 女性n=165)






■男性の肌で気になる部分、女性は「ベタつき・テカリ」「ひげ剃り跡」「毛穴汚れ」が気になると回答、一方男性は「ニキビ」が最多で男女に差



Q6. 「男性の肌において、特に気になる部分があれば、教えてください。(複数回答)」と質問したところ、女性は「ベタつき・テカリ」が41.8%、「ひげ剃り跡」が41.2%、「毛穴汚れ」が40.0%、男性は「ニキビ」が41.3%、「ベタつき・テカリ」が36.0%、「ひげ剃り跡」が36.0%という回答に。(男性n=150 女性n=165)





■4月以降の新生活において、半数以上の男性が「肌への意識が高まる」と回答



Q7. 「今年の4月以降の新生活において、肌への意識が強くなっていくと思いますか。」と質問したところ、男性は「非常にそう思う」が20.7%、「ややそう思う」が30.0%と回答。(n=150)




Q7で「非常にそう思う」「ややそう思う」と回答した方に、
Q8. 「肌への意識が強くなる理由を教えてください。(複数回答)」と質問したところ、該当する男性の53.9%が「改めて外見が気になる時期だから」と回答。また、「マスクをとる機会だから」などの声も。(n=76)





<男性:自由回答・一部抜粋>
・33歳:マスクを取る機会が増える。
・39歳:花粉症によって鼻をかむ機会が多くなり、花や頬のあたりが赤くなったり、乾燥しがちなので、ケアが大切だと思う。
・38歳:加齢。
・26歳:今は男性も肌思いの時代だと思います。
・27歳:モテるため。
・34歳:コロナ禍で運動不足になり、肌の衰えも感じやすいから。


■まとめ


今回は、20代後半〜30代の男性150名・女性165名の合計315名に、男女のメンズスキンケアの価値観の差に関する意識調査を実施しました。

マナーとしての最低限のメンズスキンケアを伺うと、男女ともに「洗顔+保湿」が最多となっています。また、女性が男性の肌で特に気になる部分を伺うと、「ベタつき・テカリ」「ひげ剃り跡」「毛穴汚れ」などが挙げられ、男性自身が気になる部分と差があることが分かりました。

男性の美容意識は高まっており、少しずつ美容に取り組む男性が増えている中で、男性の保湿ケアが当たり前となりつつあるようです。

今後、マスクを外す機会が増えると考えられるため、4月以降の新生活に向けて「肌への意識が高まる」と感じる男性も多く、また、春の花粉に備えて保湿ケアを入念にしなければいけないという声も挙がりました。スキンケアの必要性はその人の肌質により考え方が違いますが、保湿ケアをプラスするだけでも清潔感を感じられるという男女の意見が多く、逆に清潔感さえ感じられるのであれば男性のスキンケアを増やす必要はないという考えが伺えました。


■調査概要
調査概要:男女のメンズスキンケアの価値観の差に関する意識調査
調査方法:IDEATECHが提供するリサーチPR「リサピー®︎」の企画によるインターネット調査
調査期間:2023年1月30日〜同年1月31日
有効回答:20代後半〜30代の男性150名・女性165名の合計315名
※構成比は小数点以下第2位を四捨五入しているため、合計しても必ずしも100%とはなりません。