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乳酸菌飲料の売上金額が大きく伸長/「ヤクルトY1000」の影響も

True Data(トゥルーデータ)が、統計データをもとに、ドラッグストア、食品スーパーマーケットにおける2022年5月の売り上げ伸長カテゴリを発表した。

トゥルーデータオフィシャルサイト:https://www.truedata.co.jp


このデータによると「乳酸菌飲料」の売上金額が前年同月と比べ大きく伸長し、ドラッグストアで前年同月比29.0%増、食品スーパーマーケットで同14.4%増加。食品スーパーマーケットではメディアで話題になっている「ヤクルトY1000」の影響があらわれている様相だ。その他のカテゴリでは、外出の機会が増えたためか、ドラッグストアで「UVケア・サンタン」、「アイライナー」など複数の化粧品カテゴリが売り上げを伸ばし、食品スーパーマーケットでは「軽失禁用品・用具」が伸長している。

2022年5月のポイント
●「乳酸菌飲料」の売り上げが食品スーパーマーケットで前年同月比14.4%伸長、ドラッグストアで同29.0%伸長し、伸び率TOP20の上位にランクイン。
● 食品スーパーマーケットでは、2021年10月に発売され、メディアでも話題になっている「ヤクルトY1000」が乳酸菌飲料カテゴリの売り上げをけん引。当社のID-POS分析ツール※で見ると、「ヤクルトY1000」は5月の乳酸菌飲料売上個数ランキング2位の人気商品。
● 食品スーパーマーケットで前年同月と比べ最も売上金額を伸ばしたのは、「軽失禁用品・用具」。前年同月と比べ23.4%増加。同社のID-POS分析ツール※で「軽失禁用品・用具」の売上金額を分解すると、購入者が18.0%増加しており市場の拡大傾向がうかがえる。このカテゴリは前々年(2020年)同月と比べると38.2%増加。
● 外出の機会が増えたためか、ドラッグストアで複数の化粧品カテゴリが売り上げ増加。「UVケア・サンタン」は前年同月比23.8%増、「アイライナー」は同10.9%増、「アイブロウ」は同7.2%増加。
● ドラッグストアでは上記の他「カビ防止剤・カビ取り剤」や、「マスク」などの日用品の売り上げが前年同月と比べ伸長した。

データ出典 True Data 
※ID-POS分析ツールはTrue Data 「Eagle Eye」

〈2022年5月の集計データについて〉
・数値…小数点以下第二位を四捨五入  
・カテゴリ別伸び率ランキング…生鮮・惣菜カテゴリ及び、カテゴリ名の冒頭に「その他」を含むものを除外し、1店舗あたり200個以上売れているカテゴリを集計
・データ集計期間…2022年5月1日~5月31日
・データ抽出日…2022年6月20日  
・全国ドラッグストア、食品スーパーマーケットのPOSデータをもとに統計化した購買データで集計。データには店舗・個人を特定する情報は含まれていない。
データ出典:True Data