2026年10月16日
ウィーメックスが10月7日、薬局向けの「生成AI服薬指導提案機能」を10月下旬から正式提供すると発表した。同社の「生成AI薬歴入力支援サービス」に追加するオプションで、薬剤師が患者に確認・説明する際の参考情報を自動で提案する。
受付時と前回の処方内容、過去の薬歴などを参照し、新たに追加された薬や処方の変更点、これまでに確認した症状・副作用などを踏まえて、患者ごとの確認事項を示す。提案は「患者確認」「副作用」「受診目安」「使用方法」「相互作用」「生活・注意・保管」などの目的別に整理する。
2025年9月から一部の提携薬局でモニター提供し、実際の運用と薬剤師の評価を基に改善した。一般的な注意喚起にとどめず、患者への具体的な質問につながる内容へ見直すとともに、操作性や情報の表示方法を調整した。
同社は薬剤師の専門性をAIで置き換えるのではなく、薬剤師が提案内容を確認し、必要な情報を選んで患者との対話に生かす仕組みと位置付ける。薬歴作成の省力化に加え、服薬指導に向けた情報整理へ生成AIの活用範囲を広げる動きだ。薬局側には、提案をそのまま読み上げる運用ではなく、患者の状態に即した確認・説明へつなげる使い方が求められる。