OZが10月8日、薬局の受付から処方箋入力、服薬指導までを法人全体で支える運営モデルを発表した。受付システム「Pas-PORT」、遠隔処方箋入力サービス「Pas-IS」、遠隔服薬指導サービス「パッと薬 遠隔さん」を組み合わせ、同一法人内の店舗間で業務を分担する。
Pas-PORTで受付番号を発券し、待合室のモニターやLINEで患者を呼び出す。Pas-ISは処方箋画像を同一法人内の別店舗や入力拠点へ送り、離れた場所からレセプトコンピューターへの入力を支援する。パッと薬 遠隔さんでは、別店舗・別拠点の薬剤師がオンラインで服薬指導を行う。
同社は、オンライン服薬指導について、患者の求めに応じ、その都度、薬剤師の判断と責任に基づいて実施することを前提としている。店舗ごとに異なる繁閑や急な欠員に対し、人を移動させる応援に加え、遠隔で対応できる業務を他拠点へ振り分ける考えだ。
今回示したのは、個別のシステム導入を法人全体の業務設計につなげる提案である。チェーン薬局にとっては、各店舗の人員を増やす以外の方法で繁忙時間帯の対応力を補う選択肢となる。運用では、店舗間の情報共有と業務の引き継ぎを整え、患者の待ち時間と職員の負荷の両面から効果を確かめたい。