女性のライフステージにおける様々な課題解決を目指す第1回「Femtech Tokyo」が、本日20日から3日間の日程で、東京ビックサイトで開催されている。出展企業は200社にのぼり、フェムテック、フェムケアに特化した展示会では国内最大規模だという。
会場には「生理・月経」「妊活・妊よう性」「妊娠期・産後」「プレ更年期・更年期」といったテーマに沿って、各社の意欲的な製品やサービスが勢揃いした。
「膣内の調子を整える」という機能性表示食品「ココラクト」を販売する雄飛堂、その「ココラクト」の関与成分「乳酸菌UREX」を雄飛堂ほかのメーカーに提供する帝人、さらに「排尿に行くわずらわしさを和らげる」機能を持つ機能性表示食品「クランベリー100」を販売するマルカイコーポレーションなど、8月に日本チェーンドラッグストア協会が催した「食と健康アワード2022」の受賞企業も出展していた。
このほか、話題の「吸収サニタリー」を含めアパレルメーカーのブースも目立った。ママカテゴリーの商品開発で定評のあるピップも、機能肌着やセルフチェック製品などを紹介していた。これら注目のメーカーは後日、当サイトでも紹介する。
初日は、朝から終了間際まで来場者が途絶えず盛況だった。来場者の中には総合量販店やドラッグストアのバイヤー、ヘルスケア関連卸の姿も多数見られ、フェムケアへの関心の高さが伺えた。
なお、明日21日までがビジネスデーで、最終日22日は一般の生活者も来場可能となる。2025年には5兆円市場になると言われるフェムテックの最新情報を是非チェックしていただきたい。