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男性更年期障害に対応する唯一無二のOTC「金蛇精」

働き盛りの男性のうち6人に1人が“隠れ更年期”
男性更年期障害に対応する唯一無二のOTC「金蛇精」

連載企画 クローズアップ企業「摩耶堂製薬」②
摩耶堂製薬 代表取締役社長 綾井博之さん インタビュー
和漢薬と西洋薬のハイブリッドOTC「摩耶堂薬」戦略

超高齢社会や人口減少社会を乗り越えるためには、労働寿命延伸が重要な要素となる。こうした環境下で、男性更年期障害に注目が集まっている。男性ホルモンの「テストステロン」は年齢と共に減少していく傾向にあるが、ストレスなどの影響により30代や40代でも急激に落ち込むこともある。あまり知られていないが、働き盛りの男性のうち6人に1人が“隠れ更年期(自覚の無い潜在的な更年期障害)”と言われている。これが男性機能の低下だけではなく、視力の低下、記憶力の低下などの原因になり著しくQOLを低下させる。実は、この男性更年期障害とその随伴症状に対応するOTC医薬品が、たった1つだけ存在する。それが「金蛇精」(第1類医薬品、製造販売元:摩耶堂製薬)だ。本稿では、摩耶堂製薬の代表取締役社長の綾井博之さんに、男性更年期障害の市場性と、それに「金蛇精」がどう貢献していくのかお聞きした。(記事=佐藤健太)


「金蛇精」
――男性更年期障害の現状についてお聞かせください。

日本人男性の6人に1人が更年期障害になると言われており、その症状は多様です。全身倦怠感や筋力低下といった肉体的なフレイル症状や、不眠や鬱傾向といった精神的な症状、さまざまな症状に悩まれています。そして、それらの症状は、深刻でかつ長期化するケースも多いようです。近年では「男性も更年期障害になる」ということがテレビや雑誌でも頻繁に取り上げられるようになってきました。欧米では男性の更年期障害は広く認知されており、調子が悪くなればホルモン補充療法を取り入れることが当たり前になっています。

一方で日本では、男性更年期障害の存在そのものの認知度は低いままです。働き盛りの男性の6人に1人の方が、長引く不調を抱えたまま、その原因が男性更年期障害であること。すなわち、男性ホルモンの減少にあるということに気づかないまま、色々な医薬品を試したり、病院を転々としたりしている現状があります。

NHKの番組で、男性更年期障害が取り上げられた際、当社の「金蛇精」を紹介したサイトを見にきた人数が、通常の25倍から40倍と爆発的に増えました。何となく見にきたのではなく、通常ですと平均10秒程度の滞在時間が平均4分超にもなっています。それは、商品紹介ページを端から端までご覧になっていることを表しています。更年期障害というと50代や60代以上の男性が多いと思われがちですが、このときの閲覧者を年齢別に見てみますと、30代や40代も多くいました。患者さんは思われている以上にたくさんいて、しかも情報を欲しているのです。

摩耶堂製薬 綾井博之社長
――男性更年期障害の市場性については、どのように考えておりますか。

女性の更年期障害のOTC市場は50億円から70億円と言われており、男性更年期障害にも同等の市場があると認識しています。ですが現状では、この巨大な市場が手付かずのまま眠っていることになります。この潜在的な需要を掘り起こせるかどうかは、お客さまに”気づき”を提供できるかどうかが重要だと思います。

それを実現できるのは、地域に密着し信頼を得ているドラッグストアさんや薬局さんだと思います。長引く不調を抱えた患者さまは、調剤にも多く来られており、情報発信力が男性更年期障害の市場を掘り起こす鍵になるのではないでしょうか。そして、そここそ薬剤師の皆さまの腕の見せ所だと思います。人口減少社会や労働人口減少に直面し、生涯現役が求められる今後の日本で、男性更年期障害に対する手当を提供することは、もはや「社会的なニーズ」だといっても過言ではありません。

摩耶堂製薬は唯一無二の男性更年期障害に対応するOTC医薬品「金蛇精」を持ちながら、その可能性を探っています。ぜひドラッグストアさんや薬局さんと協力し、社会的課題を解決できるようチャレンジしていきたいと思っています。

「金蛇精」は、「ハンピ」「ニンジン」「オウレン」などの強壮生薬と「ビタミン」「アミノ酸」などに男性ホルモン「メチルテストステロン」を加えた男子更年期障害およびその随伴症状に効果を発揮する第1類医薬品です。「金蛇精」も含めて当社の製品には、生薬と西洋薬の特徴を融合させたものが多く、両者のシナジーを発生させることで、より効果を発揮させています。

――フェムテック(女性の悩みを解決する製品やサービス)が注目されている昨今ですが、これと同様にメンズヘルスにも大きな可能性があるように思います。

男性ホルモンの摂取に後ろめたさやネガティブさを感じる方々もいますが、「ストレスを感じて調子を崩した」「更年期に差し掛かり体調が悪い」といったときに、男性ホルモンの手当てをするのは恥ずかしいことでも特別なことでもありません。ストレス社会に加えて、少子高齢化によって労働人口が減少し、高齢者になってからも元気に働くことが必要とされる社会では、男性ホルモンがさらに注目されてくることでしょう。

先程、30代や40代も当社サイトに多く訪れたと話しましたが、彼らは「更年期」というにはまだ早い世代です。「男性ホルモンの分泌が年齢に応じて自然と少なくなった」ではなく、「仕事などでストレスを溜めて男性ホルモンの分泌が少なくなってしまった」と考えられ、それが体調・体質の異変につながっていると推察できます。これらの悩みの解決に大いに役立つのが「金蛇精」なのです。

最近では大手ドラッグストアの店頭にも「金蛇精」を取り入れていただき、販促活動を実施しています。これをきっかけに男性更年期障害の存在と、それに対応する唯一無二のOTC医薬品「金蛇精」の認知度を高め、長く、元気に活躍する男性のQOLを高め、健康寿命延伸に寄与していきたいと考えています。

――ありがとうございました。



金蛇精公式サイト https://www.mayado.jp/lineup/kinjyasei.html