ヘルスケア情報サイト「Hoitto! ヘルスケアビジネス」(ヘルスケアワークスデザイン株式会社)

サンドラッグ通期で増収増益/インバウンドがコロナ禍前水準の75%に

サンドラッグが2024年3月期決算を発表した。売上高7,517億7,700万円(前年同期比8.9%増)、営業利益409億9,600万円(9.5%増)、経常利益417億2,800万円(9.4%増)、親会社に帰属する当期利益291億2,600万円(13.3%増)となった。


クリックして拡大できます


ドラッグストア事業は、インバウンド需要がコロナ禍前水準の約75%程度(下期)まで回復していることに加え、外出機会の増加による化粧品や風邪薬需要の回復により既存店売上高が堅調に推移。また積極的な新規出店等により、売上高が前期を上回った。出店などの状況は、76店舗を新規出店し、99店舗を改装し活性化を図った。以上の結果、ドラッグストア事業の売上高は4,914億14百万円(前期比8.8%増)、営業利益は257億7百万円(同8.6%増)となり、増収増益。

ディスカウント事業は、原材料価格の高騰に伴う市場の食品価格の上昇により、ディスカウント事業の食品部門が大幅に伸長し、既存店の売上高前期比を3%押し上げた。出店などの状況は、34店舗を新規出店し15店舗を改装し活性化を図った。以上の結果、ディスカウントストア事業の売上高は3,138億38百万円(前期比8.8%増)、営業利益は152億88百万円(同10.9%増)となり、増収増益。