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薬王堂常務・西郷氏が「ものづくり日本大賞」優秀賞を受賞

薬王堂の取締役常務執行役員・西郷孝一氏と医療関連スタートアップのセルスペクトの代表取締役兼CEO岩渕氏他2名が、経済産業省・国土交通省・厚生労働省・文部科学省が主催する第9回「ものづくり日本大賞」において、「指先血とスマホによる血液検査: KOMPASU®システムでSDGsを目指せ!」で「優秀賞」を受賞した。



「ものづくり日本大賞」は、製造・生産現場の中核を担っている中堅人材や伝統的・文化的な「技」を支えてきた熟練人材、今後を担う若年人材など、「ものづくり」に携わっている各世代の人材のうち、特に優秀と認められる人材を顕彰するもの。本賞は、経済産業省、国土交通省、厚生労働省、文部科学省が連携し、平成17年より開催しており、今回で9回目を迎える。


今回の受賞内容

受賞件名: 指先血とスマホによる血液検査:KOMPASU®︎システムでSDGsを目指せ!

従来、血液検査をするためには、遠心分離が必要不可欠であり、これに必要な採血量は自己採血が可能なボリュームではなく、非医療での適用は困難であった。本製品は、指先の穿刺血としてわずか20μlの採血で、複数の生化学項目を同時に測定でき、検査設備の排除、採血の微量化、多項目検査の同時化、スマホによる検査値取得を可能にした。本製品は、アプリの活用により気軽に健康経過を調べることができ、我が国における健康寿命延伸の推進はもちろんのこと、医療インフラのない地域におけるSDGsゴール目標3(全ての人に健康と福祉を)の達成に貢献している。