薬王堂がシンギュレイトとコラボレーションし、「人、組織、データ」の統合的な人的資本経営の実現に向けて動き出した。シンギュレイトは学術研究や実践を通して得た知見、人事データ分析であるピープルアナリティクスを通して、薬王堂の目指す「地域の皆様の美と健康と豊かな暮らしに貢献する」を支援する。
薬王堂は、実店舗をもつ小売業において、データに基づくマーケティングや店舗施策の実現を推進しており、2024年4月に開始した“薬王堂PBMA”は、強みである店舗運営を土台に、整備されたデータベースと効果検証プラットフォームにより、今までにない購買体験の実現を目指す取り組みとなっている。この取り組みによって営業メンバーが、データから現状を考察し、アクションへとつなげていくことが当たり前になった。
一方シンギュレイトは、薬王堂PBMAの取り組みをデータ分析基盤の構築から支援し、薬王堂の事業理解を進め、薬王堂におけるデータ運用のノウハウを培ってきた。そして今回、人的資本経営の取り組みをさらに強化するため、データを活用した「人と組織」の支援を新たにスタート。今回のプロジェクトでは、商品や消費者行動の分析にとどまらず、人的資本である「人と組織」も数値化しながら、働きやすい店舗運営の実現を目指す。