ヘルスケア情報サイト「Hoitto! ヘルスケアビジネス」(ヘルスケアワークスデザイン株式会社)

「捨てずにお得な大掃除」プロジェクト始動!

ウエルシア店舗でメルカリ教室『特別版』開催
〜ハウスキーピング協会とも連携〜

年の瀬の一大イベントである「大掃除」は、家の中をピカピカにすると共に、なかなか踏み切れなかった不要品を処分するチャンスでもある。このほどウエルシアホールディングス(松本忠久社長)は、ハウスキーピング協会(澤一良代表理事)、ならびにフリマアプリ大手のメルカリ(山田進太郎会長兼CEO)と連携し、年末の大掃除に合わせた「捨てずにお得な大掃除」プロジェクトを始動した。首都圏のウエルシア薬局10店に生活者を招き、大掃除の便利グッズ、整理収納のコツ、さらにフリマアプリ「メルカリ」の出品方法を紹介する教室を開く。(取材と文=八島 充)

教室開催で新たな顧客も開拓

ウエルシアHDは2020年より、店内に設けたフリースペース「ウエルカフェ」※にて、フリマアプリ「メルカリ」の活用方法を伝授する教室を開いてきた。

「メルカリ教室」は男性にも好評だという

※ウエルカフェは、店舗と地域生活者のコミュニケーションの場として2015年に設置を開始。直近の設置数は428店で、自治体やNPO団体などと連携したイベントを各地で開いている。

メルカリ教室を開いた経緯について、ウエルシア薬局営業戦略本部地域包括推進部の星晶博氏は、「コロナ禍で楽しみが減ったお客様に喜んでいただく企画として始め、今では約150店で開催し人気を博しています。男性を含むスマホ初心者の高齢者の参加も多く、社会課題の1つであるデジタルリテラシーの向上に一役買っていると考えます。結果的に、新たなお客様の開拓という副次効果も出ています」という。

今回企画した「捨てずにお得な大掃除」プロジェクトは、従来のメルカリ教室をバージョンアップし、ウエルシア薬局による「大掃除の便利グッズ紹介」と、ハウスキーピング協会認定の整理収納アドバイザーによる「片付け術の講義」を追加した「特別版」。実施店舗は首都圏の10店で、今年末から年始にかけて、都合20回開催する計画である。

近所のDgSで最小単位の買い物を

「捨てずにお得な大掃除」プロジェクトは、「片づけの仕方がわからない」という生活者の声に応え、不用品の有効活用以前に、片付け・大掃除の適切な進め方を伝える教室となっている。

整理収納アドバイザー・吉川さんによる「片付け術」講義を熱心に聞き入る生活者の方々(14日、ウエルシア田町グランパーク店にて)

14日にウエルシア田町グランパーク店(東京都港区)で行われた取材会では、整理収納アドバイザーの吉川永里子さん(Room &me 代表)が、「片付け術」のイロハの“イ”を伝授していた。詳しく知りたい方は、吉川さんが配信するYou Tubeチャンネル※などを参考にしていただきたい。

※You Tubeチャンネルは吉川さんのHP(https://www.roomandme.net)からもアクセスできる

その吉川さんから当サイトの読者に向けてコメントをいただいたので以下に掲載する。

整理収納アドバイザーの吉川永里さん

――整理収納でドラッグストアを活用するメリットは?

「皆さんも、郊外の大型量販店で大量の買い物をして、家の中が圧迫された経験があるでしょう。モノを増やさないコツは、必要なモノを必要な単位で購入することです。その上でドラッグストアは、駅前や街ナカなど、生活に密着した場所に存在しており、最小単位の買い物をする場として大変便利なお店だと感じています。

住環境を豊かにするには、『モノで占める床面積にも家賃が発生している』という概念が必要です。近所のドラッグストアで、チラシやポイントセールなども活用して、こまめな購入を励行することが、家の中をスッキリさせ、かつ賢くお得に生活するポイントだと思います」

――ドラッグストアへの期待、または要望はありますか?

「お気に入りの香りの柔軟剤など、目的のメーカーや商品が近所のドラッグストアに無く残念な思いをしたことがあります。そうした商品を気軽に取り寄せることができれば、とてもうれしいです。通販にはないコミュニケーションの場となっていただければ、お店のファンとなって通い続ける方が増えるのではないでしょうか」

――貴重なご意見、ありがとうございます!

ご参考)大掃除で発生するゴミの額5兆8,000億円(2021年)

メルカリは昨年、「2021年版 日本の家庭に眠る“かくれ資産”調査」※という興味深い資料を公表している。https://about.mercari.com/press/news/articles/20211214_kakureshisan/

※“かくれ資産”とは「1年以上使用しておらず、理由なく家庭内に保管しているモノ」を不要品と定義し、不要品保管数量調査および「メルカリ」の平均取引価格により不要品を金額に換算した数値のこと。

これによれば日本の全体の“かくれ資産”の総額は推計約43兆7,269億円で、国民1人当たりで約34.5万円、1世帯平均で約73.5万円にのぼるという。世帯別に、単身世帯が約35万円であるのに対し、20−30代の夫婦2人世帯が46万円超、夫婦子供3人世帯が57万円超、50−60代の2人世帯では100万円超となっており、居住年数が増えるほど、“かくれ資産”が増加する傾向にある。

また、年末の大掃除は不用品を処分する1つのきっかけだが、その不用品を「ゴみとして捨てる」金額は5兆8,129億円にのぼり、国民1人あたり約4.6万円分の資産が捨てられているという。不用品の有効活用は環境の観点からも有益であり、「メルカリ」が注目される一因となっている。

(※今年の〜とあるのは2021年のこと)
PAGE TOP