日本調剤株式会社が、国土交通省の補助事業「無人航空機等を活用したラストワンマイル配送実証事業」の一環として、株式会社ダイヤサービスを実施主体とした共同企業体が実施する、千葉市におけるドローンと地上配送ロボットが連携して医薬品をマンション個宅まで運ぶ実証実験の実施に協力する。
千葉市では、配達時間の短縮等による利便性の向上や、物流業界が抱える人手不足、ラストワンマイルの問題、配送コストの削減等の課題解決を目的として、都市部におけるドローン等を活用した宅配サービスの実現を目指し、2016 年から各種実証実験を行っている。千葉市のドローン宅配構想として、東京湾臨海部の物流倉庫から幕張新都心まで東京湾上空飛行を行い、海上から花見川を遡上し、若葉住宅地区のマンション個宅の玄関前まで配送を行うことを目指す。
本実証実験では、幕張ベイパーククロスタワー&レジデンス(マンション内外)および若葉3丁目公園にて、ドローンをマンション付近まで飛行させ、積載した荷物をドローンポートを介して地上配送ロボットへ受け渡し、エレベーターを経てマンション個宅の玄関前まで配送する実験を行う。
実証場所:幕張ベイパーククロスタワー&レジデンス(マンション内外)および若葉3丁目公園
ドローンの飛行ルートおよび地上配送ロボットの走行ルート