「食と健康アワード2023」審査委員特別賞　ビジネス来場者投票部門 受賞インタビュー

今岡製菓株式会社　営業部 係長 藤本隆氏

得意の「しょうが」「レモン」をテーマに開発

――「腸活レモンジンジャー」の開発秘話やこだわりのポイントは。
　健康分野で注目度が高いワードの「腸活」について、弊社が得意とする素材の「しょうが」「レモン」をどの様に組み合わせて開発するかをテーマとしました。
　幅広い年齢層に飲んでもらえるような味とデザインが必要と考え、ターゲット層も２０代から４０代の女性として開発をスタートいたしました。
　まず味については、商品名に含まれる「腸活」に結びつく素材として、水溶性食物繊維のイヌリンと５種の和漢素材を加えることとしました。
　和漢素材については、血の巡りを促しお腹の張りを解消する効果が期待できるのが特徴の素材です。ベースの「しょうが」にある元々の効能に親和性があることも特徴です。
　次にデザインについては、ターゲット層が２０代から４０代の女性という事もあり、従来からある弊社品のデザインとは違うテイストにすることを第一としました。
　開発初期の段階から弊社開発部の女性メンバーを中心にデザイン構成をしていったのも特徴の一つです。
　分かり易い商品名と表面デザインの女性のイラストも拘ったポイントです。

――「食と健康アワード2023」受賞につきまして。
　この度はこのような素晴らしい賞を頂き、誠にありがとうございました。また投票して頂きました皆様にも　改めて御礼申し上げます。”
　この度エントリーした「腸活レモンジンジャー」は高知県産の生姜と広島県産のレモンを使用した粉末清涼飲料です。
　腸内環境の改善効果がある食物繊維のイヌリンと、血の巡りを促してお腹の張りを解消してくれる効果がある5種類の食物抽出エキスも配合し、生姜の辛みと風味も一緒に美味しく味わえるように仕上げた商品でございます。

　おいしく腸活が出来る商品です。是非一度お試しください。

――貴社にとって「食と健康」とは。
　この度受賞した「腸活レモンジンジャー」は、冷え性など悩みを持っている社内の女性からのアンケートがきっかけでした。
　その悩みを解消させる健康素材を加えたい という想いが出発点ですが、今後の商品開発も世間のニーズに寄り沿いながら素材をピックアップしながらおいしく手軽に、お求めやすい価格をモットーに商品開発を進めていきたい、そのように思っております。

――ドラッグストアにおける〝腸活〟ニーズの変化をどのようにとらえていらっしゃいますか。
　コロナ禍による健康意識の高まり、免疫力向上というキーワードが切欠だと思いますが、腸活関連の商品については毎日コツコツ続けられる商品が支持されて定着していると思われます。

　発酵食品、乳酸菌食品、食物繊維を含む商品など幅広いカテゴリで継続していける商品が増えていると思います。

――今後の店頭アプローチ施策につきまして。
　現在は健康茶や健康食品関連のコーナーでの展開が主力ですが、先日とあるドラッグストアーのバイヤー様から、「フェムケア関連商品」として検討してみたいとの声がありました。

――お客様からどのような声が届いていますか。
　得意先様の展示会などでの試飲の反応は、「飲みやすい」「レモンの酸味とジンジャーの辛味がバランスが良い」「アイスでもホットでも調理可能が良い」などの声をいただきました。

――ありがとうございました。