2026年9月22日
厚生労働省が9月11日の社会保障審議会医療保険部会で、OTC類似薬の保険給付見直しに伴う追加負担について、長期使用患者などの具体的な取り扱い案を示した。
長期使用については、年間おおむね50週という客観的な目安を維持する一方、50週分の処方実績を一律に求めず、少なくとも6か月程度の使用実績と、その後も年間を通じた使用が必要との医師の医学的判断を組み合わせて確認する方向を示した。過去の処方歴は、お薬手帳やオンライン資格確認による薬剤情報など、診療時に把握可能な情報を使って確認する。
アトピー性皮膚炎では、再燃予防のためステロイド外用薬を週2回程度、間欠的に継続する「プロアクティブ療法」について、通年にわたり定期的に使用する場合は追加負担の対象外とする案も示された。
院外処方では、医療機関が追加負担の対象外であることを処方箋に記載し、薬局が患者へ追加負担を説明、必要に応じて疑義照会する実務フローも示されている。制度論から、医療機関・薬局で実際にどう運用するかという段階へ議論が進んできた。