【ウエルシアHD】事業活動に「ペット」盛り込む

経営監督機能の強化図る定款変更に記載

ウエルシアホールディングスは、4月18日（木）に開催された取締役会で、「定款一部変更の件」を5月28日開催予定の定時株主総会に付議することを決議した。定款変更は経営監督機能の強化とコーポレート・ガバナンスの強化を図るため、取締役の人数を12名以内から13名以内へと拡大する。また、同社の事業に「ペット」が追加され、今後ペット生体の提供などを検討していく模様。また「コンピューター及びその周辺機器、ソフトウェア、通信機器の販売並びに保守管理」の項目に「通信システム」が加えられ、ソフトウェアや通信システムのコンサルティングも事業に盛り込むことが明らかにされた。

定款一部変更の理由

今後の事業内容の多様化に対応するため現行定款第２条（目的）に定める事業目的を追加、並びに、経営監督機能の強化及びコーポレート・ガバナンス体制の更なる強化を図るため、現行定款第 20 条（員数）に定める取締役の員数を 12 名以内から 13 名以内に変更するもの。

日程

定款変更のため株主総会開催日 ：2024年５月28日（火）予定
定款変更の効力発生日 ：2024年５月28日（火）予定

ウエルシアHDは事業において、「ペット用品」「動物用医薬品」の販売を行っている。そこに「ペット」が盛り込まれることで、今後生体を含むペット事業に取り組むものとみられる。また、３月に Web 系のサーバーシステムやアプリケーションの開発を行うエクスチェンジ社を子会社化するなど（参考：https://hoitto-hc.com/10910/）、今後通信システムの〝コンサルティング〟にも踏み込み、事業を拡大していくようだ。