ヘルスケア情報サイト「Hoitto! ヘルスケアビジネス」(ヘルスケアワークスデザイン株式会社)

サツドラ 北海道学生デザインの独自商品を発売

産学連携で生まれた計141デザインから4品を採用

 サッポロドラッグストアーは、同社が運営するドラッグストア店舗「サツドラ」で、北海道在住の学生からデザインを募集し、オリジナル商品として2024年1月22日から販売を開始した。学生がデザインしたオリジナル商品は「ハブラシ」と「ショッピングバッグ」の各2種で全国のサツドラで販売される。

 サツドラは、「デザインを通して北海道のヒトやモノの価値を高めるコトを応援して参ります。学生デザインのオリジナル商品を、身近な生活シーンで利用していただきたい」とし、同社のテーマ「HOKKAIDO HAPPY LIFESTYLE」に沿った産学連携を進めている。

1月24日にEZOHUB SAPPOROで行われた感謝状贈呈式。デザインが採用された学生と記念写真を行うサツドラ社長 CEOの富山 浩樹氏(右)と同社ドラッグストア事業本部 開発商品企画ディレクターの藤森千詠氏(左)

1.オリジナル「ハブラシ」


 サツドラと大学生とのコラボによる企画で、ハブラシを通して日々の生活を楽しめるデザイン、また歯磨きを楽しむことによる習慣化を狙ったデザインを採用した。2023年春頃より同社デザイナーや商品開発担当者が学校に出向き、企業におけるデザインの実際について講義をして応募者を募り、計23名の優秀な作品の中から厳密な審査、選定をして決定した。

<販売店舗数>全道のサツドラ 184店舗 ※一部店舗を除く
<販売開始日>2024年1月22日(月)

<オリジナル「ハブラシ」デザイン採用者のコメント>

①向井 真穂さん(商品名:「海のいきもの」)

「水槽をイメージした持ち手で、立てた時の楽しさを演出」
 「デザインコンセプトは北海道の海の生き物たちです。ハブラシの透明な持ち手を水槽に見立てて、立てて置いている時にも目を楽しませることができるようなデザインとしてみました。自分でデザインしたものが、実際に手に取れる形になり、とても嬉しく思います。ハブラシの素材と相まって、自分の想像以上に綺麗に仕上げていただきました。是非、お手に取ってみていただけると嬉しいです」

②渡 麻裕さん(商品名:「森のいきもの」)

「北海道の自然の豊かさを、道内に生きる動物で表現」
 「私のデザイン案がサツドラさんに採用され、ハブラシとして実際に商品として皆さんの手に届くと聞いたときは、喜びとともに、驚きと感謝の気持ちでいっぱいでした。このデザインを考えるにあたって大切にしたのは、『北海道らしい自然の豊かさを伝えること』でした。そして、それを表現するために道内に生息する動物を自然の豊かさの象徴とし今回デザインさせてもらいました。このハブラシが皆さんの『いつも』を少しでも楽しく、豊かにするものになればと思います。是非、お手に取ってみてください!」


2.オリジナル「ショッピングバッグ」


 これまでサツドラではオリジナルデザインのショッピングバッグを開発・販売してきたが、今回は北海道のデザイン学校に通う学生らに募集をし、同社のコンセプトである「HOKKAIDO HAPPY LIFESTYLE」をテーマとして課題設定をし、自らデザインしたものが商品化されることを通して北海道のブランド力向上に関わる喜びを実感してもらうため企画した。その結果、計118名からの応募があり、同社内の審査を経た今回の作品2種類が採用された。

<販売店舗数>全道のサツドラ 180店舗 ※一部店舗を除く
<販売開始日>2024年1月22日(月)

<デザイン採用者のコメント>

①石田 こなつさん(商品名:「Enjoy life‼ HOKKAIDO!!」

「デザイナーとして自身と勇気につながった〝自然と雪〟デザイン」
 「デザイン案が採用され、ショッピングバッグになるとお話をいただいた日から、夢だと思っていました。ですが、それと同時に私はデザイナーになれるんだという認められたような感覚が芽生え、大きな自信と勇気になっています。
今回のデザインコンセプトは、私にとっての北海道の自然と雪です。 実際に手に取って、近くで見ていただくことでたくさんの新しい気づきがでてくるような、『北海道の“いつも〟を楽しく』できるデザインを目指し、制作させていただきました。とても良いものに仕上げていただいたので、ぜひお手に取ってみてください!」

②藤田 ののかさん(商品名:「HOKKAIDO LIFE」

「生き物と自然が繋がり、広がる世界をカラフルなイラストに」
 「北海道の特産や自然をカラフルで親しみやすいイラストにしました。サツドラさんの『HOKKAIDO HAPPY LIFESTYLE』のテーマに合わせ、北海道に住む人、動物、自然などが共存し、繋がりが広がっていくさまをパターンにして表現しました。実際に自分がデザインした物が並ぶのは少し恥ずかしくもありますが、とても嬉しいです。色々なものを詰めて、たくさん持ち歩いていただきたいです!」