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第一三共HC「ロキソニン」初のかぜ薬を新発売

要指導医薬品「ロキソニン総合かぜ薬」3月13日に登場

 第一三共ヘルスケアは、解熱鎮痛薬や外用消炎鎮痛薬を展開する「ロキソニン」ブランドから、初めてのかぜ薬となる「ロキソニン総合かぜ薬」(OTC医薬品:要指導医薬品)を2024年3月13日(水)に新発売する。

 3月13日に発売される「ロキソニン総合かぜ薬」は、解熱鎮痛成分「ロキソプロフェンナトリウム水和物」配合のかぜ薬として、国内で初めて製造販売承認を取得したOTC医薬品となる。

「ロキソニン総合かぜ薬」

 「ロキソプロフェンナトリウム水和物」は、第一三共が創製した非ステロイド性鎮痛・抗炎症・解熱成分。速やかに優れた効果を発揮することに加え、胃への負担が少ない特長を持つプロドラッグ製剤となっている。プロドラッグは体内に吸収されてから活性体に変換され、効果を発揮することから、胃内通過時に起こる直接刺激による胃粘膜への負担を抑えられる特長がある。


 「ロキソニン総合かぜ薬」の処方は、「ロキソニン」ブランドが重要視する効果の高さを追求して設計されており、主成分の「ロキソプロフェンナトリウム水和物」を中心に5種の有効成分(※)をバランスよく配合することで、のどの痛みや発熱をはじめ、せきや鼻づまりといった早く対処したいつらいかぜの11症状すべてに優れた効果を発揮する。

(※)解熱鎮痛成分:ロキソプロフェンナトリウム水和物、鎮咳成分:ジヒドロコデインリン酸塩、気管支拡張成分:dl-メチルエフェドリン塩酸塩、去痰成分:ブロムヘキシン塩酸塩、抗ヒスタミン成分:クレマスチンフマル酸塩

 「ロキソニン総合かぜ薬」は販売時に薬剤師による説明を必要とする要指導医薬品にあたる。同社は「かぜ薬における新たな選択肢を提供すると同時に、医薬品の適正使用推進により一層努めてまいります」としている。

〔製品特長〕

 優れた効果を発揮する解熱鎮痛成分「ロキソプロフェンナトリウム水和物」をかぜ薬に新配合。
◎ 5種の有効成分をバランスよく配合し、かぜの11症状すべてに対処可能。
 少しでも早く対処したいつらいかぜ症状に優れた効果を発揮する。

かぜ対処に「ロキソニン」服用する人は21%に上る

 第一三共ヘルスケアが市販のかぜ薬を使用した人を対象に実施した調査によると、「ロキソニン」ブランドの認知率は86%に上る。また、21%がかぜの罹患時に解熱鎮痛薬「ロキソニンS」シリーズを服用した経験があることが明らかとなった。
 そうしたことから、優れた解熱鎮痛成分「ロキソプロフェンナトリウム水和物」に、かぜの諸症状に有効な成分を組み合わせたかぜ薬を「ロキソニン」ブランドから発売することによって、つらいかぜの症状に悩むより多くの生活者のQOL向上に貢献できると考え、「ロキソニン総合かぜ薬」を開発した。