富士薬品「セイムスポイント」一本化へ

今春より楽天ポイントの導入も

　富士薬品は、セイムスなど富士薬品グループのドラッグストアにおいて、ポイントプログラムをリニューアルする。 2024年3月1日より、既存のポイントプログラムを一新し、同年春には楽天ペイメント社が提供する共通ポイントサービス「楽天ポイントカード」を導入する。

　富士薬品グループのドラッグストア（ドラッグユタカ・太陽堂除く）では、会員登録（入会費・年会費無料）したセイムス会員に向けて、お買い物で「現金ポイント」「ギフトポイント」の2種類のポイントを貯めることのできる、独自のポイントプログラムを提供している。

　2024年3月1日よりポイントプログラムをリニューアルし、2種類の独自ポイントを「セイムスポイント」に一本化する。「セイムスポイント」は、200円（税別）の買い物で1ポイントが貯まり、支払い時に1ポイント（1ポイント＝1円相当）から使用できるようになる。

　なお現行の「現金ポイント」は、そのまま「セイムスポイント」へと切り替わりが行われ、「ギフトポイント」から「セイムスポイント」へのポイント移行については、詳細が決まり次第、「セイムス」の公式サイトにて案内が行われる。

　また2024年春には全国共通ポイントサービスの「楽天ポイントカード」を導入する。

　「楽天ポイントカード」会員は、店舗での支払い時に「楽天ポイントカード」または「楽天ポイントカード」機能が搭載されたアプリを提示すると、購入金額に応じて「楽天ポイント」を貯めることができ、保有ポイントでの支払いも可能。

　また「セイムスポイント」と「楽天ポイント」の両方のポイントを貯めることも可能となる。なお、「Tポイント」のみ導入のドラッグユタカ・太陽堂は、本提携により、「楽天ポイント」または「Tポイント」いずれかのポイントを選択して貯める。

　今回のポイントプログラムのリニューアルにより「会員ランクアップシステム」は、2024年2月をもって終了となる。