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基幹店「新座野火止店」をリニューアルオープン/ウエルシア

~地域包括支援センターを併設、新座市と連携して高齢者支援の取り組み開始~

 ウエルシア薬局は、2023年12月21日に埼玉県新座市にウエルシア新座野火止店をリニューアルオープンし、同日オープニングセレモニーを開いた。オープニングセレモニーにはウエルシア薬局社長の田中純一氏、新座市市長の並木傑氏、ラフォーレ代表取締役の山田一郎氏が登壇。また、ウエルシアHD会長の池野隆光氏や、地域包括推進部、首都圏支社長などウエルシアグループ関係者およびスタッフが多く駆け付け、モデル店舗としての期待と熱意にあふれるイベントとなった。(取材=中西陽治)

ウエルシア新座野火止店

 ウエルシア新座野火止店は、2003年のオープン以来、ウエルシア薬局のモデル店舗として運営してきた。この度敷地を拡大するとともに地域包括支援センターを併設する店舗にリニューアルするために建て変えが行われ、2023年12月21日に拡大オープンした。

店長として務めたこともある田中社長

 地域包括支援センターには、新座市から委託を受けているウエルシア介護サービス株式会社の保健師、社会福祉士、主任ケアマネジャー(主任介護支援専門員)などの専門知識を有するスタッフが勤務し、新座市に住む高齢者の介護、医療、保健、福祉等に関わる相談を受け付ける。

 新座市では、2021年に第8期新座市高齢者福祉計画・介護保険事業計画を策定している。団塊の世代が75歳以上となる 2025 年(令和 7 年)や、団塊ジュニア世代が高齢者となり現役世代の人口が急減する2040年(令和22年)を見据え、これまで推進してきた「地域包括ケアシステム」の構築に向けた取組を深化・推進し、在宅医療・介護連携や認知症施策の推進等の取組みを進めている。

 この度、ウエルシア薬局は新座市と連携し、ドラッグストアの店舗とともに地域包括支援センターの設置に至り、地域の生活者が安心して日々の生活を過ごすための一助となれるよう取り組んでいく。

テープカットに臨む(左より)山田氏、池野会長、並木市長、田中社長

 ウエルシア薬局は、2021年にウエルシアグループとして策定した「サステナビリティ基本方針」に則り、「だれひとり取り残さないまち」の実現、地域社会へ安心・安全を提供するインフラ機能を担うべく取り組んできた。ウエルシア新座野火止店をひとつのモデル店と考え、他の自治体においても同様の取組みが行えるよう提案していく方針だ。

【新座野火止店の概要】

・2003年開店(店舗面積924㎡)開店以来、ウエルシアの基幹店舗として営業

・2023年12月リニューアルオープン

‐1 階は売場面積 1,270 ㎡(旧店舗より 350 ㎡拡張)の調剤併設型ドラッグストア

‐2 階は、新座市の地域包括支援センター(ウエルシア介護サービスによる運営)を設置

・所在地: 〒352-0011 埼玉県 新座市 野火止 6-16-15

・店舗の営業時間: 9時~24時(年中無休)

・対応サービス: オンライン資格確認、有料抗原検査、調剤受付、第一類医薬品、電子処方箋、AED、WAONPOINT、オストメイトトイレ、お酒、免税店、公共料金支払、宅配便ロッカー、深夜営業

・駐車場: 52台

基幹店の刷新に地元から厚い期待が寄せられた