ヘルスケア情報サイト「Hoitto! ヘルスケアビジネス」(ヘルスケアワークスデザイン株式会社)

DgS&SM共に季節商材好調/True Data

好調「リップクリーム」、ドラッグ売上4割増

店頭では口紅のような発色の良さが魅力の高価格リップも展開されている

 True Dataは、同社の統計データをもとにドラッグストア、食品スーパーマーケットにおける2023年11月の売り上げ伸長カテゴリを発表した。11月は、ドラッグストアで「リップクリーム」の売り上げが前年同月と比べ40.8%増加した。前年までマスク着用により需要が減少していた反動も考えられ今後マスクで隠れていた部分の化粧品がどのような動きをみせるのか注目される。

 

 11月の売り上げ伸長カテゴリランキングは、ドラッグストアで「リップクリーム」(前年同月比40.8%増)、スーパーマーケットで「衣料用処理剤・香りづけ」(同37.8%増)が首位に立った。ドラッグストアの「リップクリーム」は3カ月連続、食品スーパーマーケットの「衣料用処理剤・香りづけ」は10月の「かぜ薬」を僅差で抜き、トップとなった。

 その他のカテゴリでは「使い捨てカイロ」の売り上げがドラッグストア、食品スーパーマーケットで伸長した。前年11月の平均気温が高かったこと、今年の11月は前日との気温差が大きく冷え込む日があったことなどにより、売り上げが伸びたと考えられる。

 リップクリーム3カ月連続で首位に

 ドラッグストアで前年同月と比べ最も売り上げを伸ばしたのは「リップクリーム」。売上金額は前年同月比40.8%増加(売上個数は33.2%増加)し、3カ月連続で伸び率ランキングの1位を記録した。

 その他では、訪日外国人にも需要がある「パック」(同40.3%増)、「かぜ薬」(同27.0%増)、「鎮咳去たん薬」(同26.9%増)の売り上げがドラッグストアで伸長し、伸び率ランキング上位にランクインした。訪日外国人が増えていくなか、今後の動向が注目される。

 前月と比較すると食品系カテゴリーが前月10カテゴリーから当月8カテゴリーに減少(参考:前月ランキング)し、トップ5を日用品や医薬品が占める結果となっており、ドラッグストアの専門性が際立った結果と見て取れる。

スーパーは非食品トップ3も食品の多様性顕著

 食品スーパーマーケットで最も売り上げを伸ばしたのは、消臭スプレーや洗濯用消臭ビーズなどが含まれる「衣料用処理剤・香りづけ」で前年同月比37.8%増(売上個数は8.8%増)だった。5月に発売された大容量の商品などがけん引し、売上金額が伸びているようだ。

 スーパーでは先月ランク外だった「使い捨てカイロ」(34.5%増)が3位に入り、トップ3全てが非食品系カテゴリーとなっている。

 また一方で、10位「きな粉」(17.2%増)や11位「豆菓子」(15.9%増)、12位「蜂蜜」(15.1%増)など先月ランク外から売り上げを伸ばしており、食品系カテゴリーがじわじわとランキングを賑わしている。

 スーパーもドラッグストアの傾向と同じく、ランキング全体ではスーパーの専門性である多彩な食品カテゴリーへのニーズが復活しているようだ。


〈2023年11月の集計データについて〉
・カテゴリ別伸び率ランキング…生鮮・惣菜カテゴリ及び、カテゴリ名の冒頭に「その他」を含むものを除外し、1店舗あたり200個以上売れているカテゴリを集計

・数値…小数点以下第二位を四捨五入  

・データ集計期間…2023年11月1日~11月30日 ・データ抽出日…2023年12月13日  ※掲載の数値はデータ抽出日時点のもの。

データ出典:True Data
全国ドラッグストア、食品スーパーマーケットのPOSデータをもとに統計化した購買データで集計。データには店舗・個人を特定する情報は含まれていない。