トモズ新社長に角谷真司氏　
徳廣氏は住商の新設部署を統括

トモズは4月1日、德廣英之社長の後任として、住友商事理事の角谷真司氏（52、画像）が代表取締役社長に就任する。德廣氏は住友商事が新設したヘルスケア事業本部の本部長に就き、トモズの非常勤役員も兼務する。

角谷氏は住友商事に徳廣氏と同期で入社。共に住商リテイルトアーズ（現トモズ）の立ち上げに関わった仲で、徳廣氏に「トモズの知識は私以上」と言わしめる人物。また徳廣氏が向うヘルスケア事業本部は住商グループにおける国内外のヘルスケア事業を横串にした組織で、トモズも同本部の国内事業の所管になる。

德廣氏は現トモズに13年間従事し、ここまで7年間社長を勤めた。日本チェーンドラッグストア協会の理事にも名を連ね、協会のSDGs推進委員会委員長として業界の課題解決に尽力してきた。

角谷真司氏略歴
▽出身地＝東京都 ▽生年月日＝1970年6月2日 ▽学歴＝早稲田大学政治経済学部卒 ▽職歴＝1993年4月 住友商事入社、投資事業本部事業企画部配属、1995年2月 住商リテイルストアーズ（現トモズ） 事務従事、2004年10月 米国住友商事会社　SCOAリスクマネジメントグループ2018年4月 住友商事ライフスタイル・リテイル事業本部リテイル事業部長、2022年4月 住友商事理事  ライフスタイル事業本部ライフスタイル事業本部長補佐リテイル事業第一部長