.png)
日科ミクロン株式会社(本社・埼玉県三郷市)在宅医療部門が11月14日、「1例の在宅患者から始まった無菌調剤~クリーンベンチから無菌室へ 地方薬局の終末期医療への挑戦」と題したオンラインセミナー「KIZUNA2026」を開催する。参加費は無料で、定員は100人。申し込み締め切りは11月13日17時。
講師を務めるのは、ユナイテッドファーマシー代表の加藤亮太氏。神戸学院大学薬学部卒業後、地域に根ざした薬局づくりに取り組み、現在は運営する4薬局すべてに無菌調剤室を設置。年間700回を超える在宅訪問に加え、麻薬調剤や無菌調剤を通じて、終末期の患者が「最期まで自宅で過ごしたい」という願いを実現できるよう支援している。また、ジムや介護予防にも取り組み、健康な時期から看取りまで、地域を支える体制づくりを進めている。
セミナーでは、こうした実践をもとに、地域に根ざした薬局づくりや、医療機関への情報発信・プレゼンテーションの方法、信頼を得るためのポイントを解説する。さらに、無菌製剤の提供によって広がる在宅医療の可能性、薬剤師会における在宅医療推進、人材の確保・育成・研修方法についても取り上げる。
在宅医療のニーズが高まるなか、薬局には調剤や服薬指導にとどまらず、医療機関や訪問看護、介護などと連携し、患者の療養生活を支える役割が求められている。一方、無菌調剤の設備整備や人材確保、地域の医療機関との関係構築など、取り組みを進める上での課題も少なくない。
加藤氏は開催にあたり、「いったい我々は誰のための薬剤師なのでしょうか」と問いかける。勤務薬剤師時代から、地域に無菌調剤室がないことで困っている患者がいる現状に疑問を抱き、目の前の課題に応えるために取り組みを進めてきたという。「やってみなくちゃ、わからない」と、一歩を踏み出すことの大切さを伝え、今回の講演が参加者の新たな行動につながることを期待している。
【開催概要】
セミナー詳細:https://www.nikkamicron-zaitaku.com/kizuna/online-seminar/20261114/
受講申し込み:https://nikka-onlineseminar-kizuna-20261114.peatix.com