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スギHD、通期の利益予想を下方修正

スギホールディングスが10月8日、2027年2月期中間決算と通期連結業績予想の修正を発表した。3~8月の売上高は前年同期比8.1%増の5,407億1,300万円、営業利益は4.4%増の247億4,700万円となった。一方、経常利益は1.3%減の239億1,100万円、親会社株主に帰属する中間純利益は54.6%減の129億8,900万円だった。

中間純利益の減少には、前年同期に旧I&Hの吸収合併に伴う繰延税金資産を追加計上した反動がある。店舗施策では60店舗を出店、21店舗を閉店し、92店舗を改装。8月末の店舗数は2,360店舗となった。プライベートブランド(PB)商品の展開や購買データを活用した販促、調剤の応需体制強化などを進めた。

通期売上高予想は前回予想から259億円増の1兆1,179億円へ上方修正した。9月に連結子会社化したセキ薬品の9~12月の業績を織り込む。一方、営業利益予想は30億円減の510億円、経常利益は36億円減の514億円、親会社株主に帰属する当期純利益は54億円減の274億円へ引き下げた。 

夏場の天候不順で季節商材を中心とする既存店の物販売上高が想定を下回り、下期の物販売上高と売上総利益率の前提を見直した。新規連結の利益寄与を含めても従来予想に届かない見通しだ。ただし、修正後も通期の売上高、営業利益、経常利益は前期実績を上回る計画で、配当予想は据え置いた。 

今回の修正では、グループ規模の拡大による増収と、既存店物販の収益性を分けて見る必要がある。下期は、新規連結の寄与に加え、改装やPB強化を売上・粗利の改善につなげられるかが焦点となる。