ヘルスケア産業の「挑戦・人・企業」を伝える無料専門メディア「Hoitto! ヘルスケアビジネス」

コープこうべ129店、自動発注をクラウド化

生活協同組合コープこうべが、全129店舗で運用してきた需要予測型自動発注システムを、シノプスのクラウドサービス「sinops-CLOUD」へ完全移行した。シノプスが8月27日に発表したもので、2026年6月に全店舗でシステムの切り替えを完了している。

両者の需要予測型自動発注への取り組みは2010年に始まり、豆腐、牛乳、パン、総菜などの日配品から導入。2012年には全店規模へ拡大し、その後、食品・酒・菓子、雑貨、生活用品、日用学習品などへ対象を広げた。旧システムの導入と業務見直しにより、大型店の日配品では1日当たり延べ4時間半かかっていた発注作業を約45分へ短縮し、8割以上削減したとしている。

食品の取り扱いを強化するドラッグストアでも、発注の省力化と在庫管理、食品ロス削減は店舗生産性を左右する。約15年にわたり自動発注を運用してきた企業が基盤をクラウドへ刷新した今回の事例は、需要予測を一時的な実証ではなく店舗業務へ定着させるという点でも参考となりそうだ。