2026年7月24日
シオノギヘルスケアが、東京都学校薬剤師会の「第45回学校薬剤師基礎研修会」で、OTC医薬品のオーバードーズと学校薬剤師の役割について講演した。研修会は6月13日に東京都新宿区で開かれ、66人が参加した。
講演では、オーバードーズに関する正しい理解の促進、販売現場における段階的な関わり、OTC医薬品の適正使用教育の強化という3点を提言した。支援に当たっては「気づき」「傾聴」「つなぎ」「見守り」の段階を踏み、学校薬剤師がゲートキーパーとして関わる必要性を示した。
同社は、空箱の設置などによって販売時の確認機会をつくるほか、相談窓口へ誘導する「ツナグカード」も展開している。
オーバードーズ対策は、販売数量の制限や本人確認だけでは完結しない。背景に孤独や心理的ストレスがある以上、異変に気付き、話を聞き、支援先につなげる人材が必要になる。学校薬剤師、薬局、ドラッグストア、メーカーが、販売管理と教育・支援を一体で考えることが求められる。