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回復傾向のミニドリンク剤市場
「ユンケル」主力に好調維持を

――今夏も厳しい残暑が続いている。暑い日々が続くと、体調を崩しがちになる人が増加すると容易に予測でき、ドラッグストアに関しても、当然こうした人たちをケアしていく必要がある。ここで「Hoitto! ヘルスケアビジネス」は、ドラッグストアが取り扱うカテゴリーの中で、ミニドリンク剤に着眼したい。

富士経済の市場調査によると、ミニドリンク剤は2020年に市場規模302億円だった。これは新型コロナウイルスの影響で飲用機会が減少し、特に高価格帯製品が大きく落ち込んだ結果であり、2019年比85.8%とOTC医薬品の中でも目立ったシュリンク状態にあった。しかし、2021年に目を向けると319億円(2020年比105.6%)と回復傾向にある。

この市場動向から、「新型コロナウイルスの感染症対策をしながらも、通常の生活に戻りつつあるユーザーがミニドリンク剤に戻ってきた」「健康意識の高まりによって、ミニドリンク剤をトライアルした新規ユーザーがいた」などの好調要因が予測でき、いずれにしてもドラッグストアは、一度購入したユーザーをどのようにリピートに繋げていくか考えるべきだろう。

ミニドリンク剤は、一般的なドリンク剤よりも飲用効果が重視され、なおかつ高価格帯製品が多いことから、まず手に取ってもらうためには、ブランドイメージや、ブランドへの信頼感がより大切になる。そこで注目したいのが、多くのドラッグストアに導入され、長年にわたってミニドリンク剤の主力製品となっている「ユンケル」シリーズ(佐藤製薬)だ。

19製品がラインナップされている「ユンケル」シリーズの一部。左から「ユンケル黄帝液」「ユンケル黄帝液プレミアム」「ユンケル黄帝ゴールド」「ユンケル黄帝L」

現在「ユンケル」シリーズには多くの製品がラインナップされており、第2類医薬品のミニドリンク剤だけに限っても19製品が展開されている。中核製品の「ユンケル黄帝液」、若年層からの支持も厚い「ユンケル黄帝液プレミアム」、辛味を抑えた味で女性層や初めて「ユンケル」を試す人にもおすすめの「ユンケル皇帝L」、カフェインゼロの「ユンケル黄帝液DCF」など、1つのブランドで多種多様なニーズ・飲用シーンに対応しているのが特徴である。

「ユンケル」シリーズは、風邪による発熱時などの栄養補給や滋養強壮を目的に服用する生活者が多いため冬場の需要が特に高いものの、「夏バテや熱中症で食欲がないときの栄養補給」といったニーズにも対応でき、特に「ユンケル黄帝ゴールド」は、植物性生薬のニンジン流エキスを1,000mg配合しており、「胃腸が弱っている」「食欲がない」場合の栄養補給・滋養強壮に効果を期待できる。

「ユンケル」シリーズは、新規ユーザー獲得に向けた取り組みとして、500円以下の製品もある「ユンケルローヤル」シリーズも取り揃えており、佐藤製薬はコンビニでも購入できる同シリーズを“ユンケルの入口”と位置付けている。同シリーズからのランクアップとして、動物性生薬と植物性生薬をバランス良く配合したユンケルの基本である「ユンケル黄帝液」や、疲れていなくても飲めるアクティブに過ごしたい人をターゲッティングした「ユンケル黄帝液プレミアム」などを推売していくことが顧客満足・リピーターにつながっていくと捉えたいところだ。

「ユンケル」シリーズは、その製品数の多さから、「1つ1つを理解するのは難しい」と考える人(店頭スタッフもユーザーも含めて)もいるが、ユンケル公式サイト(https://www.yunker.jp/)の製品一覧をチェックすると、それぞれの特徴や価格帯、処方の特色がわかりやすく記載されているため、ぜひ一度閲覧していただきたい。

また、佐藤製薬は8月1日から「ユンケル黄帝液」の新TVCMを放映開始しており、詳細は https://hoitto-hc.com/1325/ の記事に掲載した。

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