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心電図記録による「心房細動」早期発見・早期治療

かかりつけ薬局や医療機関と連携
「心電計付き上腕式血圧計」活用で「受診勧奨モデル」

心電計付き上腕式血圧計での測定イメージ

Going for ZERO ―予防医療で世界を健康に―

オムロンヘルスケア(本社:京都府が掲げる長期ビジョン「Going for ZERO ―予防医療で世界を健康に―」。その中核にあるのが「ZERO EVENTS」=脳卒中や心筋梗塞など、脳・心血管疾患の発症(イベント)をゼロにすること。

 血圧計累計売上台数はグローバル市場で3億台を突破する一方、世界の死亡原因の第1位は循環器疾患(非感染症)。日本でも、高血圧患者の血圧コントロールは改善されてきているものの、循環器イベントの発生数は増加傾向にあるという。

高血圧患者の10~20%が「心房細動」

高血圧患者の10~20%は心房細動を有し、心房細動の50~60%は高血圧という。そこで、オムロンヘルスケアでは「心電計付き上腕式血圧計」を活用した「受診勧奨モデル」を、医療機関や薬局等と連携しながら取り組み始めている。

 「心電図を新しいインデックス(指標)として加え、心不全や心原生脳梗塞の原因となる不整脈『心房細動』の早期発見・早期治療に貢献していきたい」と同社国内事業統括本部国内営業本部の大川力也本部長。

自分では気づいていない心房細動の早期発見・早期治療

心房細動は軽い症状が出てもすぐ治まるため、発見が難しい。毎日の血圧測定時に心電図を一緒に記録することで、自分では気づいていない心房細動の早期発見・早期治療につなげられるよう、心電計付き上腕式血圧計でサポートするというもの。

自分では気づかない「隠れ」心房細動を見つけるためにも、地域のかかりつけ薬局が高血圧患者、高齢者など心房細動リスクが高い人に心電図を測ってもらうよう啓発し、また理解してもらうことが重要だ。

 「モノ(機器)だけでなく、心房細動の早期発見・早期治療につなげるために、スマートヘルスケア協会と一緒になって資材や研修、運用面でのサポートを行うとともに、家庭で心電図を測ることの重要性も啓発していきたい」と、同社国内事業統括本部国内営業本部データサービス営業部の武内康浩氏。(日本ヘルスケア協会の記者会見より)

大川本部長(左)と武内氏(日本ヘルスケア協会で)
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