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森下仁丹がワダカルシウムの製造部門を子会社会

食品・医薬品製造能力を強化

 森下仁丹は、ワダカルシウムとの間で、同社の製造部門を会社分割により設立する新会社である「株式会社MJ 滋賀」の全株式を取得する株式譲渡契約を締結した。MJ 滋賀は2023年12月1日に当社の100%子会社となる予定。

 森下仁丹は130周年を契機に策定したパーパス、「思いやりの心で、オモロい技術と製品で、一人に寄り添い、この星すべてに想いを巡らせ、次の健やかさと豊かさを、丹念に紡いでゆく」のもと、仁丹の生薬研究のノウハウを活かした「機能性素材研究」、製丸技術を応用して生まれた「シームレスカプセル技術」、およびそれらを展開した製品で、健やかで豊かな社会を実現するため、ステークホルダーの皆様に価値を認めていただける製品を提供しつづけてきた。

 MJ滋賀はワダカルシウム製薬の製造部門として創業来100年以上にわたって積み重ねてきた錠剤医薬品製造のノウハウ、そしてGMP 適合医薬品製造所として混合、造粒・乾燥、打錠、充填、包装、検査の一貫製造を行ってきた豊かな経験と高い技術を有している。同社グループにMJ 滋賀が加わることにより、食品、医薬品製造にかかる品質管理面、生産能力面において同社グループの持続的な成長および企業価値最大化に資すると判断し、全株式を取得して子会社化することとした。

取得する子会社の概要

日程

(1)株式譲渡契約締結日 :2023年9月15日

(2)株式譲受実行日 :2023年12月1日(予定)