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ピップ、ウエルネスフェスタ2026 レポート〜売場のヒント求めバイヤーら参加意欲高く

生活者の前向きな暮らしを応援する情報と商品を提案するピップの「ウエルネスフェスフェスタ2026」が、7月8-9日に開催された。2日間でのべ1471人に上った来場者は、「ヘルス」「ベビー」「シニア」「コンフォート」に分類された企画展示を熱心に回遊し、売場活性化が期待できる商品の説明に耳を傾けた。今回は、市場の可能性をデータで示しながら、潜在需要を顕在化するための提案も目立った。本稿では、来場者に人気があった商品とともに、Hoitto!編集部の注目企画・商品を紹介する。(取材=八島 充)

(ご参考@Hoitto!「ピップウエルネスフェスタ2026/前向きな暮らし実現を商品で応援!:hoitto-hc.com/24662/


今回のフェスタの目玉は、ヘルスケアと介護の境界に位置する「ミドルシニア」の提案。フェスタの事務局は、「介護にはまだ早いが、先々の健康が気になる50〜60 代」を「ミドルシニア」世代に位置付け、ドラッグストアのメイン顧客である 50 代⼥性が10 年後に必要となる商品をイメージして企画を詰めてきた。


具体的に、ウォーキングなどの運動時や普段の⾷事をサポートする商品群をクロスさせ、対象者がより積極的に⾃分の健康と向き合える売り場を⽬指した。また本年の調剤報酬改定で、地域⽀援・医薬品供給対応体制加算の施設基準にセルフメディケーション関連医療機器の設置が盛り込まれたのを踏まえ、⾎圧計や体組成計、握⼒計などを活⽤したフレイル判定機能の強化を提案した。


もう一つの目玉はベビーゾーンにあった。2 歳頃から始まる「イヤイヤ期」に着⽬し、 成⻑に伴う親の負担を軽減する商品群や、ベビーフードを卒業するプレキッズ期の⾷品も豊富に揃えていた。 ピップ推奨品として輸⼊品を扱う商社やメーカーも初出展し、 韓国で⼈気のベビーグッズや、 ヨーロッパの知育玩具なども紹介された。


右の写真は、都道府県別と市区別に分けた出⽣数のランキング。特に市区別では、⿅児島市や倉敷市、⼤分市など地⽅都市における出⽣数が多いことが⽰され、エリア特性に合わせベビー売場を再構築するメリットを伝えていた。このほか、熊の出没件数ランキングと共に熊撃退スプレーを紹介したり、HC や GMS で売上を伸ばしているシニア向けの杖なども提案を強化しており、数字の裏付けを元に市場性が高い商品を選りすぐり、来場者に新たな気付きを与えていた。


来場者のアンケートで人気が高かった企画や商品は以下の通り。MD提案ではヘルス(H)ゾーンの「ソロマーケット」が1位となった。「ソロマーケット」とは高齢者に増える単身世帯と「一人時間」を大切にする生活者にスポットを当ててた内容。またベビー(B)ゾーンは「イヤイヤ期」を含む「2歳児の壁」に対する提案が人気だった。コンフォート(C)ゾーンの「アーバンベア対策」は文字通り街に出没する熊対策を提案したもの。等身大のクマのパネル展示などで注目を集めていた。(その他「S」=シニア)


専売品・選定品の人気上位は以下の通り。シニア1位の「チョコザップウォーキングサポート」は高齢者の歩行をサポートするソックス類。ベビーの2位「たまごたっぷりボーロ」は、ベビー市場から撤退したキューピーの看板商品を、従来から製造元だった大阪前田製菓が新パッケージで登場させたもの。同3位の「しまじろうの赤ちゃんそうめん」は、レンジ加熱で即食べられる利便性が「親の負担を軽減する」と注目を集めた。


ベビーフードを卒業する時期のキッズへの提案はボリュームが際立っていた。新商品コーナーにおけるベビーの1位は「お米でつくったジェラード」。2位の「ぱくぱくプレキッズ」は試食コーナーもひときわ賑わっていた。

     

このほか、Hoitto編集部が注目したメーカー・商品を、ベビーゾーンを中心に画像で紹介する。

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ヒルマはヨーロッパの選りすぐりの知育玩具を展示。すでに専門店などで露出を高めているという。