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森永乳業、乳酸菌LAC‑Living+®が米国でGRAS自己認証取得

国内では「一時的な精神的ストレスのかかる状況での前向きな気分(活気があること)を維持する機能」に関する機能性表示受理

森永乳業はこのほど、機能性素材「LAC‑Living+®(Lactobacillus helveticus MCC1848)」がGRAS(Generally Recognized as Safe)自己認証を取得した。GRASは米国内で食品の原料となる素材を販売する際に必要となる制度。今回の認証の取得により、LAC‑Living+®は米国市場においてサプリメント、機能性食品、飲料など幅広い用途への活用が可能となる。同社は2013年以降、ビフィズス菌をはじめ、多くの菌体・機能性素材でGRASを取得している。

「はぴねす乳酸菌®(LAC‑Living+®)」を配合した商品に表示できるロゴ(画像は日本国内向け)


日本国内において「LAC-Living+®」は、「はぴねす乳酸菌®」として販売している。同社が商標登録する「はぴねす乳酸菌®」について、機能性関与成分として乳酸菌MCC1848(L. helveticus strain happiness)を用いた届出が受理されている。(届出日:2026年2月13日、届出番号:K1008)。機能性表示は「一時的な精神的ストレスのかかる状況での前向きな気分(活気があること)を維持する機能」とした内容で、乳酸菌単体で前向きな気分の維持を訴求する届出は今回が初※1となる。

海外では「LAC-Living+®」は商標を広範囲のエリアとカテゴリーに出願・登録し、取引先各社に共通の名称やロゴマーク※2を活用してもらうことにより、ブランド価値向上ならびに国内外での競争力の強化を図る。

※1:森永乳業調べ
※2:一定の条件下でご使用いただけます。

一時的な精神的ストレスのかかる状況での前向きな気分(活気があること)を維持する機能が報告されている乳酸菌。菌体自体の風味がほとんどないため配合する商品の風味を損ねにくく、加熱殺菌体のため加熱工程のある食品に配合が可能な菌体となる。日本国内では「はぴねす乳酸菌」として 2020 年 5 月に BtoB チャネルで販売を開始し、これまで菓子や飲料などの様々な食品に採用されてきた。また2025 年 12 月より海外市場向けに「LAC-Living+®」として販売開始している。

森永乳業はグループ 10 年ビジョンの一つに、「世界で独自の存在感を発揮できるグローバル企業へ(2029 年 3月期までに海外売上高比率 15%以上)」を掲げている。また今年 4月かに開始した中期経営計画では、「国内外の菌体」を成長領域に位置付け、経営資源を集中投下していくことで 2029 年度 3 月期に売上倍増を目指している。海外における菌体関連市場は、健康志向の高まりを背景に成長を続け、同社の菌体も育児用ミルク・サプリメント向けの用途を中心に販売量が拡大している。今回の「LAC‑Living+®」の GRAS自己認証取得により、菌体の販売量の更なる拡大とグループ 10 年ビジョンの達成に寄与できると期待している。

LAC-Living+®の顕微鏡画像