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香りと消臭に関する意識調査 Fromプラネット

女性の半数が”自宅のにおい”が気になる
芳香剤・消臭剤の使用状況や夏の体のにおい対策は?

「Fromプラネット」とは?
国内1,400社超が利用する日用品流通の情報基盤を運営する株式会社プラネットが、消費財や暮らしにまつわるトピックスをお届けする意識調査です。
https://www.planet-van.co.jp/shiru/from_planet/index.html

子育て世代は自宅のにおいが“気になる” 気になる場所はやっぱり…

 湿度が高まる梅雨から夏にかけては、何かと“におい”が気になる季節でもあります。自宅に芳香剤や消臭剤を置く、自分の体のにおい対策を怠らない、はたまた、こだわりのハーブやアロマの香りでリラックス空間を作る、など、香りや消臭に気をつかう人もいるでしょう。そこで今回は香りと消臭について、さまざまな点から質問してみました。
 まずは、【自宅のにおいの気になり度】をたずねてみました(図表1)。“気になる派”(「気になる」+「やや気になる」)と“気にならない派”(「あまり気にならない」+「気にならない」)でみると、45.1%vs 54.9%で“気にならない派”がやや優勢ですが、これを属性別にみると少し様相が変わってきます。男女別では“気になる派”は男性37.9%vs女性52.4%と女性が14.5ポイント高値に。女性のほうがにおいに敏感という結果に。年代別では、子育て世代の30・40代で各57.3%・56.9%と全体より10ポイント超上回り、特に同年代の女性では各60.5%・61.4%と高値を示しました(図表非掲示)。30・40代を頂点に“気になる派”が低下し、70代以上では26.9%にまで縮小するのも興味深いところです。
 ペットの飼育状況別では、室内外問わずペットを飼っている人の過半数が“気になる派”に。このうち、室内で犬・猫を飼育している人では、猫55.3%vs犬は59.1%と、犬が3.8ポイント上回ります。毛づくろいの習慣がある猫に比べ、犬はにおいが気になる、ということでしょうか。

【自宅のどの場所のにおいが気になるか】も聞いてみました(図表2)。57.2%と最多だったのが「トイレ」というのは納得ですね。以下、家族が集まる「居間・リビング」51.6%、料理でにおいが発生する「キッチン」45.6%、靴などにおいの発生源になるアイテムがある「玄関」44.0%と続きました。水回りの「浴室」「洗面所」が各29.9%・19.8%となっていますが、排水溝のにおいが気になる人が多いのでしょうか。男女別では、10ポイント超の差がついた「トイレ」「キッチン」をはじめ全般に女性が上回っていますが、リラックス空間の「寝室」や「ダイニング」では男性のほうが高値となりました。「ペットのケージ・トイレなどの周辺」は全体では8.7%にとどまりますが、“室内で犬” “室内で猫”を飼っている人では各30.8%・34.2%(図表非掲示)と、図表1とは逆の結果となりました。

芳香剤・消臭剤を使う人は半数以下 “香り”と“消臭”の優先度は?

 自宅のにおい対策として、簡単かつ安価なのが芳香剤や消臭剤を置くことでしょう。自宅で室内用の芳香剤・消臭剤を使っているかを聞いたところ(図表3)、「年間を通じて使用」27.8%、「においが気になる季節やタイミングのみ使用」19.0%という結果に。芳香剤・消臭剤を常用もしくはスポット的に使用している人は46.8%となり、意外と少ない印象です。「使っていたことがあるが、現在は使用していない」も26.4%に。“気になるにおいが消えなかった”のか、“好みの香りの商品が見つからなかった”のか、理由が気になるところです。「使用したことがない」も、常用者とほぼ同率の26.9%となりました。

 では、芳香剤や消臭剤を自宅のどの場所で使っているのでしょうか。図表2の「においが気になる場所」の上位10項目について使用状況を示したのが図表4です。“トイレ”は「芳香剤のみ」「消臭剤のみ」「芳香剤・消臭剤の両方」がいずれも約3割と拮抗。“寝室”も同様の傾向がみられ、この2カ所では“香りと消臭の両方を求めたい!”という意向が読み取れます。家族が集まる“居間・リビング”、そして“玄関”は「芳香剤」が優勢に。リラックスのため、家の第一印象のために香りにこだわる、という人もいそうです。一方で、食事にまつわる場所の“キッチン” “ダイニング”や、“ペットのケージ・トイレなどの周辺”では「消臭剤のみ」が高値なのは納得できますね。

女性は“フラワー”、男性は“爽やか”系… 20代女性は“無香派”!?

 “芳香剤はいつもの香りのもの”と決めている人もいれば、気分や季節によって香りを変える人もいるでしょう。そこで、どんな香りの芳香剤・消臭剤が好みなのかをたずねた結果が図表5です。最も多くの支持を集めたのが「フラワー系」35.4%。ローズなどのゴージャスな香りから、ラベンダーやカモミールなどのハーブ・アロマ系まで選択肢が多いためか、30・50代を中心に女性の支持を集めました。とはいえ、20代女性は同年代の男性より低位の29.8%にとどまっているのは少し意外ですね。2位の「グリーン系」33.2%は女性、特に60代女性では4割近くに。女性は植物系の香りを好む傾向があるのでしょうか。3位の「爽やか系」32.8%は男女ほぼ同率のなか、若年層男性では4割超と高値に。
 「無香」と回答した人は23.7%にのぼりましたが、注目すべきは20代女性。24.6%と女性年代別で最高になっています。先に述べたフラワー系をはじめ全体値に比べ低位の項目も多く、意外に“無香派”が多いようですね。
 エリア別では、東日本は「フラワー系」、西日本は「爽やか系」の比率が高い傾向がみられます。北陸では「果物系」「香水系」が健闘するなど、香りの好みにも地域差があるのかもしれません。

やっぱり“香り”を最重視、経済性も気になる…!

 芳香剤や消臭剤を買おうとドラッグストアに行ったはいいが、棚に並んだ数多くの商品を前に目移りしてしまう…。香りに加え、据え置きやスプレーといったタイプや形状まで、多種多様な商品のなかから“お気に入りの一品”を見つけるのは至難の業です。こうしたなか、商品を選ぶ際に何を重視しているのかをたずねた結果が図表6です。56.7%と最も多くの人が挙げたのが「香りがよい・好み」。部屋に置くものですから、やはり香りにこだわりたいもの。特に女性は61.7%と、男性を10ポイント超上回りました。これに「価格」47.2%、「消臭力が高い」43.8%、「長持ちする」33.9%が続きました。経済性に関わる「価格」「長持ち」は男女とも同程度に重視しているようです。
 “香り方”の観点からみると、「ほのかに香る」21.1%、「無香料」14.5%と一定の支持を得たのに比べ、「広い範囲に香りが届く」「濃く香る」は各8.4%・2.1%にとどまります。「消臭力が高い」が3位であることも考え合わせると、“消臭を重視しつつ、ほのかな香りを気になる場所に”という傾向が見えてきます。「中身の減りが見やすい」「中身がこぼれにくい・倒れにくい」といった容器や形状に関する点が各1割の一方で、「ブランド・銘柄」は6.0%となりました。

体のにおい対策“3大アイテム”の使用状況にも男女差

 本格的な夏を前に、汗とともに気になるのが“体のにおい”。その対策として、どんなアイテムを使っているのかも聞いてみました(図表7)。35.0%と最も多くの人が挙げたのが「ボディソープ」、以下、「制汗スプレー」30.3%、「汗拭きシート、ボディシート」27.9%が続きました。シャワーや入浴時にボディソープを使い、外出前に制汗スプレーをひと吹き、汗をかいたら汗拭きシート…と、複数のアイテムを使い分けて対策している人も多そうです。
 性年代別の1位アイテムをみると、20代男性と20・30代女性では「汗拭きシート、ボディシート」なのが、30・40代男性と40・50代女性では「制汗スプレー」、50代以上男性と60代以上女性は「ボディソープ」と、男女間で若干の年代差はありながらも同じ傾向なのは興味深いですね。アイテム別では、女性は若年層を中心に幅広いアイテムを使用している一方で、男性は「制汗スプレー」と「汗拭きシート、ボディシート」に集中する傾向がみられました。「利用しているものはない」が32.8%で2位というのは意外に多い気もします。性別では男性が女性より17ポイント以上上回り、特に60代以上では半数前後に。無対策派は男女とも高齢層で多い結果となりました。

家の気になるにおい…“匂い”を使うか、“消臭”か

 最後に、自宅のにおいで気になることや、芳香剤・消臭剤について思うことなどを自由に書いてもらいました。玄関やキッチンといったにおいの発生しやすい場所での悩みや、かわいいペットであっても、においが気になる人は多いようでした。また、「芳香剤のにおいが苦手」という声も聞かれ、そのために消臭剤を使っている人も少なくないようです。アロマや香水を芳香剤代わりにして香りを楽しむ人もいるように、香りにはリラックスや気分転換の効果があります。におい対策としての活用はもちろん、自分の好みの香りを見つけてみるのも楽しいかもしれませんね。

調査機関:株式会社プラネットによる調査企画をもとに、株式会社ネオマーケティングにて「香りと消臭」に関する意識調査を実施。
期間:2022年5月12日~16日、インターネットで4,000人から回答を得ています。

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