2026年8月5日
アリナミン製薬が7月28日、医療用成分「ラメルテオン」をOTC医薬品として初めて配合した(同社調べ)睡眠改善薬「ロゼレム®S」を発売した。医療用医薬品からスイッチOTC化した要指導医薬品で、全国の薬剤師がいるドラッグストア・薬局で順次販売する。
効能は、一時的な不眠による「寝つきが悪い」症状の緩和。15歳以上が1日1回1錠を、就寝前30分以内に服用する。ラメルテオンを1錠中8mg配合し、睡眠と覚醒のバランス調整を担う体内時計に働きかけ、体を睡眠側へ傾けることで自然な眠りへ導くとしている。
販売時には薬剤師による説明が必要となる。睡眠の悩みは一時的なものから医療機関への受診が必要なものまで幅が広く、商品知識だけでなく、症状や服薬状況を確認した上での適正販売が欠かせない。新たな作用機序を持つOTC医薬品の登場は選択肢を広げる一方、薬剤師の相談対応と受診勧奨の役割を改めて問うことになりそうだ。