富士薬品は2024年4月1日(月)に女子テニスプレイヤー齋藤咲良選手と所属契約を締結した。齋藤選手は、富士薬品が取り組む、女子テニスのジュニア選手の育成支援プログラム「富士薬品セイムス ワールドチャレンジプログラム」の出身選手。富士薬品は、本プログラムを通じて齋藤選手が12歳の頃から支援し続けてきた。齋藤選手は今春にプロ転向予定で、プロ転向が実現すれば、本プログラムの出身選手で初めてのプロテニスプレイヤーとなる。本契約にともない、齋藤選手は富士薬品の所属として活動するほか、ウェアへ富士薬品のロゴを掲出する。
齋藤咲良選手は、ITFジュニア世界ランクで最高2位を記録したほか、現在シニアのシングルス世界ランキング(WTAランキング)で世界244位、日本ランキング(JTAランキング)で6位に位置している(2024年4月1日時点)、今後のプロとしての活躍が大いに期待されている17歳の選手。
齋藤選手は、富士薬品が実施する海外遠征や国内合宿など成長機会を提供する「富士薬品セイムスワールドチャレンジプログラム」に2018年(満12歳)から参加し、2019年には世界中からプロをめざすジュニアのトッププレイヤーが集まるアメリカのテニス大会「エディハー(Eddie Herr International Junior Championship)」でシングルス、ダブルスともに準優勝の成績を収めた。
さらには2020年に行われた世界三大ジュニア選手権の一つといわれるU14のヨーロッパナンバーワン決定戦「プチザス(LE PETITS AS)」に出場し、ダブルスで準優勝を果たすという快挙を成し遂げている。
2021年に本プログラムを卒業した後も富士薬品の支援のもと、積極的に海外の大会へと出場し続け、2023年に全米オープンジュニアのシングルスでベスト8、ダブルスで準優勝、2024年には全豪オープンジュニアのシングルスでベスト8という成績を上げている。
「ワールドチャレンジプログラム」は、女子テニスのジュニア選手を対象に、ジュニアからプロへの重要な移行期である満12歳から14歳までの3年間、海外遠征や国内合宿など成長機会を提供するプログラム。
富士薬品はこのプログラムを通じて、これまで支援の行き届かなかった“これから伸びる”世代の選手たちの第一歩を後押しし、ひいては日本の女子テニスの発展に貢献することを目指している。