NID 2023年上期約定会,成約高431億円で着地

前期比15億円増で右肩上がり継続

日本ドラッグチェーン会（NID、関伸治会長）が9月26−27日に神戸国際展示場で開催した202年第110回上期（秋季）展示商品約定会の約定実績は、前期比3.6%増の431億5245万円で着地した。ナショナルチェーンのM&Aによる規模拡大がすすむ中で、ローカルチェーンの商品供給機構としての役割を果たし、取扱高は右肩上がりを続けている。

同約定会は参加加盟者50社（前季比4社増）、出展メーカー429社（9社増）、参加卸16社（２社減）で、総勢2,351人を集めて催された。成約高目標は400億円に定めたが、事前約定で394億円を積み上げ、終わってみれば前期比15億円増の431億円と目標を大きくクリアした。

買い上げ実績No.１はドラッグストアモリの140億、No.２はザグザグの78億円、No.3はセキ薬品の33億円と続く。この３社がPB買い上げ実績でもトップ３である。

9月27日現在のNID加盟社は67社、店舗数は4447店で、ドラッグストア部門の総年商規模は1兆2500億円となっている。