2016年に「乳がん」と診断された患者数は9万人を超え、罹患率は30年間で約5倍にも増加しています。術後の患者のQOLを高めていく製品が、術後の傷跡や心の傷を優しく覆う入浴着「バスタイムトップス」です。
以前、当サイトでも「術後の乳がん患者に向けた入浴着が存在している。しかも、ワンコインで購入できる製品がある」として「バスタイムトップス」を取り上げさせていただきました。
今回、同製品を製作しているGSIクレオスが「バスタイムトップス」の紹介動画を公開していることをお伝えいたします。
動画には、2015年に乳がん(右乳がん ステージ3a)と告知され、育児と共に闘病した経験を持ち、現在は福井県で乳がんの啓発活動に取り組む髙橋絵麻さんが登場します。乳がんの術後の悩みを患者視点で語っており、同時に「バスタイムトップス」に対する率直な感想と必要性などを解説しています。
ぜひ、ドラッグストア業界や薬局業界の皆さんにご覧いただきたく、「Hoitto! ヘルスケアビジネス」でも取り上げさせていただきました。
これまでドラッグストアや薬局は「気軽に立ち寄れるヘルスケアの場」として成長してきました。がん患者の増加や超高齢社会の進展などで、術後ケアや予防分野の重要性が非常に高くなっていきます。
確かに「バスタイムトップス」は食品やサプリメントとは違って、陳列するだけで大量に売れる製品ではありません。しかし「バスタイムトップス」を必要とする術後の方は、貴社の店舗を利用している確率は高いと示唆されますし、店頭に導入することで「こんな製品が欲しかった!」と気づきを与え、それが患者さんのQOL向上につながれば、ドラッグストアや薬局の社会貢献度は非常に高まると思います。
特にドラッグストア業界は「健康サポートドラッグ」として、オストメイト対応トイレの導入や、車いすや高齢者などにも買いやすい店舗づくり、在宅医療への参画など、社会福祉的な取り組みを強化しています。この動画を通じて、「バスタイムトップス」にも救われる方々が多くいることをしっかりと認識していただければ嬉しく思います。
このほか、製品紹介について2つの動画も公開中です。