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電子お薬手帳活用し治験参加者を募集

EPLinkとくすりの窓口が25日、業務提携契約を締結し、EPARK「お薬手帳」などを活用した治験(臨床試験)の参加者募集広告の配信を開始した。

くすりの窓口が「お薬手帳」サービスに蓄積された利用データを統計的に分析し、その結果を基にEPLinkが治験実施の対象者群を設定。くすりの窓口が対象者群に属する利用者に広告を配信する。

疾患条件や処方・投薬状況に応じて対象となる母集団を把握し、薬物療法を受けている利用者に治験情報を提供することで、従来は治験情報に接する機会が少なかった層へのリーチ拡大を図る。

両社は2024年から13案件で試験的に広告を配信し、運用面や有効性を検証してきた。その結果、有用性が確認されたとして本格展開に移行した。今後は対象となる治験や情報提供の範囲を段階的に拡充する。

電子お薬手帳はこれまで、服薬情報の記録や閲覧、処方箋予約、薬局との情報共有などを中心に機能を広げてきた。今回の取り組みは、蓄積された服薬関連データを統計的に分析し、治験という新たな医療情報との接点づくりに活用するものとなる。電子お薬手帳を患者との継続的な接点としてどのように活用するかは、薬局を含む医療・ヘルスケア分野のデータ活用を考える上でも注目される。