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既存SC7月売上高4.9%増

一般社団法人日本ショッピングセンター協会が25日発表した「SC販売統計調査報告 2026年7月」によると、全国567SCを対象とした既存SC売上高の前年同月比伸長率は4.9%となった。テナントは5.3%増、キーテナントは3.7%増だった。

月上旬は前線の停滞や台風接近による悪天候の影響を受けたが、中旬の梅雨明け以降に気温が上昇。前月の悪天候と低気温の反動もあり、夏物衣料をはじめ、UV対策商品や接触冷感商品、ハンディファン、日傘、サングラスなどの盛夏商品が伸長した。若年層やファミリー層、インバウンドによる来館もみられた一方、気温上昇による外出控えを指摘するSCもあった。

立地別では中心地域が8.0%増、周辺地域が3.6%増。中心地域では、新規テナントの入店効果や館のイベント集客効果に加え、インバウンドの来館があったSCが好調だった。大都市は9.2%増となった。

ドラッグストアでもUV対策、冷感、日用品などは夏場に需要が高まるカテゴリーであり、SCで確認された消費動向との重なりは大きい。一方、猛暑は季節需要を押し上げるだけでなく、外出そのものを抑制する局面もある。気温上昇を単純な追い風と捉えるのではなく、来店客数とカテゴリー別需要を分けて見る必要がありそうだ。