2026年7月13日
富士薬品が、長野県須坂市と健康増進に関する包括連携協定を締結した。配置薬販売の事業活動を生かし、防災・災害対策、市民の健康増進、地域の安全・安心、高齢者の見守りなどに取り組む。
平常時から公共施設への配置薬設置を支援し、災害時には配置薬を防災用救急箱として無償化する。配置薬の営業員が家庭を訪問した際には、OTC医薬品の適正使用、生活習慣病や熱中症の予防を啓発するほか、異変を発見した高齢者について市や関係機関への情報共有に協力する。
市内のドラッグストアでは「子ども110番」への協力や、熱中症特別警戒アラート発表時のクーリングシェルター開設も検討する。富士薬品は須坂市内で約2200軒に配置薬を提供しており、今回が自治体との連携協定46例目となった。
配置薬の強みは、商品が家庭に置かれていることだけではない。資格を持つ営業員が一軒一軒を定期的に訪れる接点にある。協定を形式で終わらせず、見守りや健康支援をどれだけ日常の訪問活動へ組み込めるかが問われる。