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ファンケル、ヘルステック技術事業を譲渡

ニューロシューティカルズのもとで社会実装目指す

ファンケルが研究開発を進めてきた、血中酸素飽和度(SpO2)を用いて体力(全身持久力)を可視化する独自技術「SpO2 Threshold(以下、ST技術)」に関する事業をニューロシューティカルズ(三池信也社長)に事業譲渡した。ST技術は、血中酸素飽和度の変化を解析する当社独自のアルゴリズムにより、体力(全身持久力)の指標を可視化する技術。臨床研究に基づくエビデンス構築や国内外での特許取得を通じ、医療・リハビリテーション領域での活用が期待されている。


【背景および目的】
ST技術は、ファンケルの研究開発活動の中で着想され、長年にわたる技術検証・臨床研究・知的財産の構築を通じ育成してきた技術。同技術は専門設備を要していた体力評価を、より簡便に行うことを可能とし、医療・リハビリテーション分野を中心に高い潜在的価値を有してきた。医療機器としての製造・販売・薬事対応、ならびにグローバル展開にあたっては、専門的な組織能力や体制が不可欠との判断から検討を重ねた結果、当該分野で十分な知見と実績を有する企業のもとで事業化・社会実装を加速させることが、技術の価値最大化につながると判断した。


【事業譲渡の概要】
今回の事業譲渡では、当社がこれまでに構築してきたST技術に関する知的財産、研究開発成果、試作品などを承継対象とし、併せて開発を担ってきた人材の円滑な移行も含めて、技術および事業の継続性を確保してまいります。

譲渡先であるニューロシューティカルズは、本技術の研究開発段階からパートナーとして関与しており、技術内容や市場特性への理解が深く、医療機器分野における事業化を推進する最適な事業オーナーであると判断しています。また同社は医療機器スタートアップ企業の育成に特化したインキュベーターでもあり、ST技術の社会実装までを実践していくことと考えております。


【今後について】
ファンケルは、創業理念である「正義感を持って世の中の『不』を解消しよう」のもと、研究開発を通じた新たな価値創出に取り組んでいる。同社で生まれ育った技術を、より適した事業推進体制のもとで社会へ届けることを選択し、研究開発型企業として技術の社会実装に貢献する考え。ST技術がニューロシューティカルズのもとで医療・健康分野における社会課題の解決に貢献し、より多くの方々の健康を支える技術として発展していくことに期待している